作品には作品のもつ言わば運命というものがある、あるいは作品が、自分自身の要求を持っているといったらよろしいのでしょうか、ともかく一度書き始めるといかに作者がねじふせようと思っても、どんどんふくらんでくるというような性質を持っています。『遥かなる旅への追想/歴史小説を書く姿勢』より
作品を書くために何か特別なことをする必要はまったくない。むしろ一日一日の歩みのなか、刻々の時間の移りのなかで、自分が本当に生きていることをつかんでいるかということのほうが大事だと思います。 『言葉の箱〜小説を書くということ〜』より
スキやフォローを有難うございます。ゆっくりにはなりますが、私の方からも訪問させて頂きます。今日は、ボッティチェッリ、伊藤若冲、芥川龍之介、ジャスティン・ビーバーが誕生日。ボッティチェッリの生涯について書かれた辻邦生氏の「春の戴冠」はずっと読みたいと思っている作品の一つです。