【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】
恋なんかいらない 欲しいのは愛 愛なんかいらない 欲しいのはこころ こころなんかいらない 欲しいのは魂 魂なんかいらない 本当は何にも何にも欲しくない ただただ光の中に包まれたい
本当に死ぬ人は死にたいとは言わない もっともっと生きたいという わたしには分からない 生きてる意味も分からない あなたにとって生きるとは… なんと答えていいのやら 生きる意味も見いだせず どう答えていいのやら 生きたいと言う人がうらやましい 生きてる価値など見当たらぬ
カラスが二羽、梢にとまっている なかよく二羽 まるでお父さんとお母さんみたいに 一羽がすうっ~と羽根を広げて飛んでゆく もう一羽はそのままで まるで残されたお母さんみたい そしていつかはいなくなる わたしもこの世から消えてゆく もういかないかな まだいる いなくなる
吐き出しても吐き出しても やっぱりひとりはさみしいな みんな孤独と言ったって ひとりでご飯を食べ 誰とも話をしない それは時々話をする人もいるけれど 当たり前だと思ってた すぐ前にあった「しあわせ」 母と寄り添い生きてきた 見せかけではないつながりを こころの中から求めてる
孤独、孤独というけれどみんな孤独を抱えている わたしだけではないんだよ 深い深いこころの奥底に沈めているだけ わたしにはひとりで抱え切れないから つい吐き出してしまうのか それがいいのか悪いのか分からない また寒い冬が来る かなしい冬が来る もう立ち直ろうとは思うもんか