『源氏の周りに現れてくる女性達はすべて紫式部の分身である』と感じた河合隼雄先生がお書きになった源氏物語の研究書✨最後、浮舟に辿り着いた紫式部の心境こそ5次元意識だったに違いない!と思わざるを得ない。現代語訳でも源氏物語を一読してから読むと思い出しながら読めて良かった。
河合隼雄が好きだ。 1999年、鬱の人が亡くなり2001年彼岸の頃に死んだ彼女がワシの所へ来た。 河合が書いた「心の処方箋」がワシの救いとなった。 彼は「古来の日本人の精神を見直し西洋の近代精神と融合される事で日本人はもっと元気を取り戻せる」と言い続けていた。 会いたかったな。