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つつがなく。 今日という一日を丸ごと私で生きる。 仕事も仕事以外の時間も、全ては私のための愛おしい時間。 私を世間の正しさで測って生きるのではなく、私の中の感覚を大切にしていく。 これは嫌?嫌じゃない? これは好き?こんなのはどう⁇ そんな風に。 全てが、私のための大切な時間。
私の家の近くには、桜並木がある。 秋になって、桜の木は葉っぱをたくさん落としていた。 「あっ、この匂い!」 久しぶりに、落ち葉の匂いを感じた。 私は小さい頃、この匂いが大好きだったことを思い出した。 なんだか胸がいっぱいになった。 また一つ、好きなものを思い出せて、良かった。
外側に向けている顔とは違う、心の奥の、ある意味弱く、繊細なところ。皆んな、精一杯守っているところ。そっか。あなたはそんな思いでずっと守ってきたのね。それをそっと見せてくれたとき、私はいつもツユクサのあの青い花を思い出す。誰かのそんな思いに、私は美しさを感じずにはいられない。
今日は満月で、帰り道の月が綺麗で。 仕事で上手くいかないことがあったけど、〝私はよくやっているよ〟と、月を見ながら思った。 誰かから見たら足りなくて、全然出来ていないかもしれないけれど、不器用ながらも、精一杯生きている自分を、良くやっているよ、と思えた。それだけで、すごい進歩だ。
植物の世界は美しい。 雨に打たれた姿も美しいし、枯れた姿も美しかった。 花が終わって、葉っぱだけの姿には力強さを感じた。 ただ、ただ、美しかった。 コマクサの花が終わりかけていたけれど、本当に可愛らしかった。百聞一見にしかず。