空の神さま ギランバレーに恋をして 三年寝太郎にチケットが届いた 何方へでもどうぞ…と 空と雲と海が眺めたくて… “部屋空いてますか?” “空いてるよ” “御飯食べに行きます” いつもいつも 水の中に居る日常 たまには 仙人気分で 眺めるのも 良いかなと 旅は 始まる 浮世雲拝
三年寝太郎 旅の途中 俗世間への 招待チケットが届いていた 三年振りですね なんだか別人ですね 五回も死にましたから… 丸くなりましたね 闘うのをやめましたから… 手に負えない 荒くれ者だったらしい “ぼちぼちとね”と. ギランバレーに恋をして 三年寝太郎 浮世雲拝
“ZOOMって?何?” 真顔で尋ねる... 一通のメール “では 20:00 zoomで….” 面会謝絶の五ヶ月を、経て 仙人暮らしの日常 俗世間から切り離されて 早三年…. “ZOOMはZOOMよ” だから何? 浦島太郎は実在する 18-55 ならあるけど… 浮世雲拝
生きとし生けるもの 朝目覚めれて 朝も夕も漁場へ スパルタリハビリである 炎天下 鮎達も 涼しい処にいる なんやら 揺ら揺らと “鱒だー” 毎日毎日 天然遡上鮎ばかり 食べているから 川の神さまから… 生をいただき 生を繋ぐ 生きとし生けるもの 鮎漁師 浮世雲拝
チケット🎫 色々な方々が現れる 日本を飛び越えあちこちから “お茶🍵いれに来てください では お待ちしております” 超省エネ暮らしの日常 自然な流れに任せて…. 一期一会とは 言うけれど… 再会も 自然な流れに任せて ギランバレーに恋をして 三年寝太郎 茶テンダー 浮世雲拝
自己嫌悪 この画像は浮世雲さんが自己嫌悪に陥る瞬間を描いています。彼女が抱える内面的な葛藤と、それに対する静かな思索の時間を表現しています。穏やかな水辺の風景の中に立つ彼女は、感情のバランスを取りながら、内なる静けさと少しの哀愁が同居する様子を表現しています あのーおっさんですが
“ちゃんと話せるんですね” 感激しました 三年ぶりに話す電話口の主は呟く 話せる様になったが適切で… 話せ無かったから… 今でも 週一 あいうえおの口の形をリハビリしている やってる事は ギランバレーに恋をしてから なんら変わらない 早三年 もう三年 三年寝太郎 浮世雲拝
自然体って…. 真っ暗な空 二日前 水の無かった漁場 一日前 鮎がいっぱい居た 予報は大雨だが 晴れ間が広がる 投網を瀬に打ってみる 全く鮎は居ない 他の魚の気配も無い 台風に大雨がやって来る 魚達は 腹に砂をいっぱい溜め 草陰に避難だろう 自然体だ 浮世雲拝
土用隠れ 蓮の花が咲く頃 天然鮎達は一斉に姿を隠す 深い深い淵に お籠り 流石の若鮎達も 暑さに負ける ”淵の底には鮎がいっぱい“ 潜って網を張る元気はもう無い 熱中症の警報が出まくる土用 鮎漁師もお籠り 甘露煮を摘みながら それでいい きっと 三年寝太郎 浮世雲拝
香魚 見てますよnote 数年振りに話す人達が呟く 良く観てられる方 見出しだけを読んでいる方 写真を眺めているという方 人それぞれである それでいいと... ふとした時に読み返している 同じ文章を今の心境では描けないなと 良い香りまで伝わる 文章が描けたら 良いなって 浮世雲拝
夕涼み 蝉の音が 落ち着いた頃 ウエットスーツに着替え漁場へ 静かに静かに網を巻く 木陰で避暑を愉しむ天然遡上鮎達 気がつくと いっぱいいっぱい 獲れている 夕焼け小焼けが流れ早一時間 いつしか身体も冷えて そろそろ 帰ろう 風邪ひくまえに スパルタリハビリ 鮎漁師 浮世雲