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旅の宴 徒然なるままに  沖縄旅

満腹の昼寝から覚めたら....

南国の宴の始まりである
見慣れた街を 歩き

見慣れぬ 花を愛でながら歩くのは
愉しい

暖簾を潜ると.....

小洒落た
心地よい 空気感の立ち飲み屋
ふと 高知でのディープな夜を思い出す

メニューには 全国の逸品が並ぶ
拘りが半端ないけど

“安い”

30分飲み放題から始まる

銀鮭のハラミに
熊本 馬の切り落とし
自家製つくねに
ハゲ🧑‍🦲って

色々な酒の飲み方 愉しみに方はあるけど
升に入れたお金から オーダー分を
差し引いて行く都度払い(キャッシュオン)

昨今のスマホオーダー
セルフレジに 慣れない縄文人な
浮世雲には 心地よい

鱈腹食べて 鱈腹呑んで....
繁華街まで タクシーで

いつしか 賑やかになった 国際通り

信号待ち
公園前で 宿主が語り出す

昔 この公園で 酔い覚ましに
寝て居たら....
“ お手並みを拝見出来ませんかと
声を かけられ...”

え?.......

話を聞くと 宿主は 沖縄で代々有名な
剣士の家系 その息子だと...

“お手合わせ願いたいと”声をかけられ...

早朝から 家族一同と お手合わせを
したんだと....

景色に物語が流れている

タクシーは 繁華街へ

2階は 空人達が集う店
後から 行こうねと 歌を歌いに

泡盛を いただきながら
ママさんの話に 耳を傾ける

何故に オーラアミーゴ?

戦後 沖縄から 南米ボリビアに
移住されて ボリビアで育ったと

ボリビア🇧🇴にはオキナワと言う街があると

次から次に 色々な話を 聞かせてもらう
へー ほー の連続で

まだまだ 何にも知らないなと

話は ボリビアから沖縄へ

内地との違いを 質問する浮世雲
的確に答えてくれる

いつしか 何故何故 坊主になっている

目の前に居る 妹さんとは
摩訶不思議な話で盛り上がる

宴は たけなわ

定宿に戻り 3次会が始まる

天然遡上鮎甘露煮を摘みながら
とびっきりのお酒を ロックでいただく

深い深い話をする

話は 終わらない....

そんな時が心地よい

ギランバレーに恋をして
三年寝太郎
浮世雲拝

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