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空眺め そろそろ墨を摺ろうかなと… 浮世雲拝

お気に入りの森に出かけ
空を眺める

目の前の景色が モノクロームに
見えてくる....

“何故?”

ふと ある人に言われた言葉を思い出した

“目の前の景色 色がついているから
迷うんで モノクロームで見えた時
本当に 伝えたい事が視えてくる”

その時切り取った一枚を 
下書きで眠っていた
詩に 嵌めてみる

元々は 言葉をくれた人が集めた
作品を 観て 流れて来た詩


でも 何年も 眠らせていた...

久々に 何も出来なくて
寝込んだ

前日 エネルギー切れで
空っぽになっているのに....
寝込むかなって 思いながら出かけた

お招きを受け
今出来る 細やかな事
いっぱいお話をし
お茶をいれてさしあげた

空っぽになり 
寝込むくらいな状態だから

視えるものが あるのも知っていて...
それを見込んで招かれたんだなと

空を 見上げて モノクロームに
見えた日

ふと 墨を摺ろうかなって....

真っ暗な闇から モノクロームに
日が登るにつれ 色が見えだす
目の前の景色からの 情報量が増えていく

空見上げ モノクロームに見えた日
大切にしたいなと...

そろそろ墨を 摺ろうかなと

ギランバレーに恋をして
三年寝太郎
浮世雲拝

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