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“父は鮎で 生かされています”

昨年までは
“父は 鮎で生きてます”だったのに...

朝目覚めれて 
なんやら 喉の奥に激痛が...
異常発汗で フラフラ

身体を冷やしに川へ

調子が乗らない時
初めて使う投網が流され
鮎タモも 流れに持って行かれ
深追いすると....
三途の川が見えるので
諦め...

鮎獲る事は やめて
身体を冷やす

身体冷やしに来たんだから

天然ジャグジーは 丁度心地よい

程よく冷えた頃 家に戻ると
土砂降りの雨.....,

数匹の天然鮎を塩焼きにし昼餉と

なんやらやはり
本調子で無い

エアコンかけたら寒いし
切ると暑いし
身体もコントロールを失っている

朝 目覚めれて 
相変わらず 喉の奥が激痛
寝てる間 
唾液が 出ないのは 変わらず...

一日 静かに寝込むか?....

“川 行って来る”

言ってる本人が 一番驚いている。

川の神さまに 招かれて....

大雨で 下に流されていた
天然遡上若鮎達が 漁場に帰って来た

気がつくと いっぱい いっぱい
天然遡上若鮎が居る

天空からは 焼ける様な陽射し

暑けりゃ 水に 潜れば良い

どうやら 夏本番

昼餉の 天然鮎は たっぷり

“身体大丈夫なんけ?”

坊は呟く

そう言えば 喉の痛みも 忘れていた

炊きあげて 味を染み込ませた
甘露煮を 大皿に

“先ずは 我を堪能させて”


ぼちぼち 獲っていけば良いかなと

“美味い 美味い”と呟きながら

甘露煮を摘み 天然鮎を焼く

ギランバレーに恋をして
生を繋ぐ為
遺伝子のスイッチが入ったようで

やってる事は 太古となんら変わらない

きっと

父は鮎で生かされています”

それでいい


ギランバレーに恋をして
三年寝太郎
浮世雲拝

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