悪夢のような列車。車両から煙が吹き出して、他の車両に避難。さすがに隣のアメリカ人は、避難行動が早かったです。
大学の仕事も一段落したので、ほっと一息。これから3年くらいの仕事の計画を練る。編集者たちとも話す。ようやくウィーン大学から気持ちが離陸して、本来の書く仕事に戻ります。
平成の日本演劇について。ウィーン大学の日本学が出している雑誌のために書いた原稿を手直しする。蜷川も野田も了解事項ではないので、説明するのに苦労する。
ウィーン大学の日本学講座が発行している学術誌「MINIKOMI」から依頼を受けた「平成の日本演劇」についての第一稿が出来上がる。これからブラッシュアップして、英語に翻訳して送る予定。とっくに書き終わっているはずなのに、長引いてしまいました。
ウィーン大学TFM講義、無事、集中講義全四回を終了しました。4月24日にはじまって今日まで。長丁場でしたが、よきモデレーターふたりの協力を得て、楽しい時間を過ごせました。毎回五時間は、年齢的に厳しかった。見守ってくださった読者のみなさんにも感謝したします。ありがとうございました。
ウィーン大学最終講義は、今週の土曜日20日です。第七章は、中村勘三郎を中心に講義します。加えて、ボーナスチャプターとして、尾上菊之助さんを紹介いたします。冒頭には、菊之助さんにZOOMでご参加いただき、『京鹿子娘道成寺』の鞨鼓の件りについてコメントを頂きます。
ウィーン大学講義、最終回に向けて、特別ゲストの準備をしています。今週の月曜日までに、資料を配付するために、急ピッチで作業がすすんでいます。サポートしてくださっている友人たちに感謝するばかりです。特別ゲストは、今週の土曜日に公表いたします。
ウィーン大学三回目のセッションが終わる。集中講義なので、あと一回。たいへんだったし、まだ終わっていないけれど、淋しい気がする。
明日はウィーン大学の三度目のセッションです。蜷川幸雄演出の「OEDIPUS」の詳細な分析と、日本を代表する俳優として、市川海老蔵、大竹しのぶを照会します。