SugarKID

ウィーン給費留学 ファッションと美術に片足ずつ入れながら、生活しています。

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最近の記事

書くことの難しさ

書くことは、書き始めないと始まらない。 まっさらなその紙の上に、文字という正確な縫い目を打つことによってしか、進んでいかないその行為は、久しぶりに入ったプールような感覚だ。 日本人は大抵、幼い頃にプールに通ったり学校で水泳を習う。 しかし、大人になれば、自主的に行こうと思わない限り、泳ぐという行為は日常的には起こり得ない。 久しぶりにプールに行くと、みんな泳いでいる。 明確な意思を持って、レーンをぐんぐん進んでいく。 数年ぶりに来た人は、最初戸惑うだろう。あれ、準備体操するん

    • 鬱々とした日曜日の夜にno.2

      ウィーンに来て2.5週間が経った。 12/12-18 とりあえず月曜日から水曜日までは寝ていた。 鼻水が耳との間に詰まって、耳が聞こえにくくなっていた。 最近は16:00くらいには真っ暗になってしまうので、19:00くらいにはベットに 入って寝ている。朝は6:00-8:00の間で起きているからかなり寝ていると思う。 夜が長い。そして寒い。ひたすらに寒い。 タバコを持ってる手が赤くなっている。 13日 火曜日は家の内見に行った。 高いか安いのかわからない、市内の中心から

      • 鬱々とした日曜日の夜にno.1

        ウィーンについて1.5週間が経った。 12/5-12/11 研究生として受け入れてもらっているDie Angewandteの教授に先週会い、その次の日にはパリに3泊4日の小旅行に飛んだ。 その国に少しずつ友達ができて、遊びに行った時に迎いいれてくれてもらった時 その時初めてその国に居場所ができるような気がする。 仕事、友達、土地勘、思い出、そんなものがその土地に積み上がってくるにつれて その国に私の形ができ上がってきて、それが嬉しい。 パーティーに行って知らない人に会い、

        • ウィーンに着いた日。

          11月28日、エティハド航空を使って成田発ウィーン行きの飛行機に乗った。 アブダビまでピッタリ12時間ほど。 エコノミーの座席は割と狭く、12時間座り続けるのはかなり厳しいものがあった。 ご飯はそこそこ。 CAさんの対応はとてもよく、そこは満足した。 アブダビでの乗り継ぎも大きな問題もなく、 夜23:00に着いたにも関わらず多くの免税店はオープンしていて、 賑わいを見せていた。 レストランなどもかなり開いており、トランジットするには便利な空港だと思う。 またゲート前の待合

        書くことの難しさ

          Wien留学日記(土地について調べる編)

          今日はウィーンについて、調べていきたいと思う。 留学において、いやむしろどんな時でもだと思うが、 きちんと計画を立てて下調べしないと、あっという間に時間は過ぎ去ってしまう。 なのでやりたいことを考えるためには、ウィーンとはどんな国なのかについて、 調べておいた方がよいのではないか? ということで、みてみた。 オーストリアとはどんな国なのか オーストリアの面積:約8.4万平方キロメートル(北海道とほぼ同じ) 人口:約892万人(日本:1億2,322万3,561人) 首都

          Wien留学日記(土地について調べる編)

          Wien留学日記(そもそも何から始める?編)

          2022-12-01から2023-8-31までオーストリア給費留学生として、 ウィーン応用美術アカデミーで研究生をすることになった。 しかし、あまりにも給費留学生の情報が少なく、その割にビザの取り方も 特殊なので誰かのために、またこれからの自分の心つもりのために、 備忘録としていろんなことを書き溜めておきたいと思う。 まず第一弾は、日本にいるときに何をするか。ということだ。 ・在留資格・ビザの申請を行う オーストリア給費留学生としてacceptance letterを送

          Wien留学日記(そもそも何から始める?編)