今年の春は、絶対にこのチューインガムピンク。
レッスンの最中にも、どんどん花ひらくラナンキュラス。菜の花の黄色や、ニゲラのブルーが、清々しい春の空気感を醸し出してくれる。
花の美しさも勿論だけれど、花を活ける人こそが太陽なのです。花は、太陽がなければ美しく咲き誇ることができないのだから。
そう思いながら、レッスンを続けて来た。
今日のレッスンでは、ひとりひとりが、ドラマチックな花を活けているのだということを再認識しました。
「バラのような華やかさはないけれど、色とりどりのパンジーが集まると色鮮やかな世界を創り上げることができるのですね。」と。そんな世界が好ましいとメッセージをくれた生徒さんがいました。
嬉しいなあ。私の思いは伝わっていたのだ。きっと、思いが伝わる人とは何かのご縁でつながっているのでしょう。
その
今月のプリザーブドフラワークラスは、クリエイティブに想像の世界を遊ばせています。
こうして、装身具などと花をコラボさせるのも楽しいものです。その為には、デザイン力や発想力を豊かにして行くことが大切。
その点においても、生徒さんたちにいつも感謝です。彼女たちの「作ってみたい」を形にすることで、発想力が鍛えられてきたからです。
こんな風にさっと被ってポーズをキメるなんてこと、私にはできないだ
なぜだか、春の兆しを紫の花で楽しみたくなるのです。
ヴィオラとスイートピーのせいかしら?
スイートピーと言えば、赤ではなく、この「紫式部」という品種を絶対に毎年買ってしまう。このパープル系のグラデーションが、ひらひらとしたスイートピーの花びらに踊る姿に心惹かれる。
紫は、高貴で特権的な色として扱われた歴史がある。紀元前13世期ころ、フェニキア人が地中海に生息する貝からその粘液を採取したそ
今、確かに時代が大きく変わろうとしている。それを肌で感じはじめたのは一昨年の年末だった。過去の焼き直しはもうできないと、大きく舵を切ろうとしてきたこの一年。
2000年に花のアトリエ&スクールTAMAKIを立ち上げた。それは2年間のパリ留学期間を終えた後、本格的に花の仕事を始める為に腹を括ったのだった。
1999年12月から2000年1月にかけて、初めてTAMAKIプリザーブドフラワー展を