葉音
暮らしの中のちょっとした楽しみのご紹介です。
絵
綴る言葉に庭先の花写真を添えて。 詩、短歌、俳句、エッセイなど
たくさん 集めて降りてきた 仲良しだったの 星たちと ・ ✴︎ ✴︎ ・ ✴︎ ✴︎ 。 ✴︎ ✴︎ 。 金星の歌姫は 次々と 花を咲かせてしまう うつくしいものが 大好きで どんなものでも 花にしてしまった 彼女の世界では 咲かない花など 存在しないから 蕾が咲かずに 垂れたとき 蕾をつけずに しおれたとき 嘆き 悲しみ 自分の存在すら 見失った わたしは わたしは ・ 。 ⚪
毎朝、玄関を出て車に向かう ほんの数秒 「みんな、おはよー」 空と太陽と草花たちに声をかけ まだ1、2分時間があろうものなら、かけよって草花を撮り、 家を出る時は、今日もよろしくね!とみんなにお願いをしながら車を走らせます。 留守を守ってくれるといいな、と 勝手に願いを込めて。 帰ってきたら、 「ただいまー!」 先日、ピカッと白い光が目に入って 近寄ると、 まるで白いランプが灯っているみたいに 紫陽花が小さく咲いていました。 とっくに 咲き終わっているはず
ただただ 空に向かって 生きている わたしは何? そんなこと知らないわ 何だっていいじゃない 忙しいの 闇を掻き分け 隙間を縫って 大好きなキミの元へ 向かっている どこまでも どこまでも 蔦う以外に 何かある? 蕾が生まれて 花は放たれ いつになったら 近づけるのか どれだけ熱く伸びても その距離は 縮まない もう道が無いわ ここまでなの? キミへの想いを抱えて 折り返す 熱を冷ます 爽やかな風を待つけれど もうすぐよ ひんやりとした空気に 満ちる夜
色が咲く かつてないほどに 美しく 秘めた熱は 静かに染まって 開かれた 夕暮れの ソナタ
キミのおかげで 描きたかった世界を 優しく 時にパワフルに 描けるようになったわ ありがとう 今日もまた、筆を手にして 画用紙の前で この白い世界をじーっと 見つめていました。 ・・・ そうだ、ずっと描いてみたかったものを・・ と思い、まずお世話になっている筆から 描いてみることにしてみました。 ↑中央にうっすらと横たわる筆、見えるでしょうか。 ☺️💦 ジョイフル本田(ホームセンター)の画材コーナーで買った、ホルベインの太めの筆(18号)です。
「ギーッ ギーッ」 今朝も庭からキジの鳴く声が聞こえて 『また遊びに来ているのかな。』と 窓のカーテンを開けてみると、2羽のキジが佇んでいました。 まわりに木陰も何も無く、少し土地が低くて 雨が降るとすぐに湖になってしまうような 何も育てていない畑の真ん中で、キジのペア。 暑かろうが。 キジ男がキジ子に声をかけていたのかな? デート中? けれどもキジ子は、しれっと ただ立ちすくんでいて 何だかこっちをじっと見つめているように見えました。 ?? 結局
自由に 色を 落としてみても いいのです か? 今日は金曜日だしっ 絵を描いてみようと思っていました。 今までの好きな(楽な)描き方を ひとまず脇に置いて 筆だけでのせる 水と色 前回の記事で、ふねさんからいただいたコメントを大切に思い出して 今回は、以前撮った庭の薔薇(もう咲き終わってしまっているので)の写真を 遠目で、チラッとチラ見しながら 雰囲気だけを感じ取って 実際に見た時のことも思い出して あとは画用紙に色を落とすことを 楽しみなが
雨の音を聴きながら 色を入れる午後 梅雨かぁ もとい 色かぁ と漏れるため息で わたしの熱は まるで消え落ちてゆくよう 進まない筆を 置いては描き 置いては描き 繰り返して ほんの少しずつ 進む旅 ☔️🎨 昨夜、先日撮った紫陽花の写真を見ながら、鉛筆を動かしていました。 優しく描くタッチは、以前に比べてとても頼りなく、 でも、好きな線だなぁ・・ なんて思いながら描いていました。 この線が、どこに向かっているのか、どんな風になっていくの
さらさら さらさら 目に見えぬ 葉の音と 冷たい空気が 沁みた時間 君から注がれる 青白いひかり 出口の見えない 森の中を ただひたすらに 歩くような 道のりがあった その先の 青空に包まれて 草花に寄り添い この身体 ふわりたわませ 逆さ月 星々の涙など 一体 どのくらい それでも つづく空の下 私と出逢えたなら 振り返って 愛を込めて 手を振る あの森と 共に過ごした 仲間たちに
この喜びを このトキメキを 自分の真ん中で 密かに 楽しんでいた まだ見えない 素晴らしく美しい その可能性に ときめき過ぎて いつの間にか 閉じ込めてしまったの この世界の 大事な大事な まあるい空よ 姫 そろそろお時間ですよ 王子さまの足音が 聞こえております
ぽつんと 咲くのね 白くて小さな プレゼント オリズルラン、カールタイプのボニーさん お花が咲きました。 ぽつん、ぽつん、ひと粒ずつ咲くような印象です。 オリズルランは、ランナーと呼ばれる白い茎がニョキニョキと伸びて、可愛い子株ちゃんを付けるのですが、いつの間にかメリーゴーランド🎠?みたいにたくさんぶら下がって重たそうだったので、全部カットしました。 新しいランナーがまたニョキニョキあっという間に😂 ちょっと逆光で暗いのですが、 何だか左右から手が伸びて来たみた
静かに小さく萎む 白い花びら 傘に落ちる 雨の音 濡れた道を歩く 冷たい空気 扉の前で 傘をたたみ おでこにひんやりと 落ちた雫は 私に問うた キミはどこへ? ボクたちはここに ここに生きている 暖かな部屋 穏やかな笑い声 棚に並ぶ古本から 甦る 懐かしい残像 モノクロの香り 空に漂う 白い箱は わたしの何であったか 未だ彷徨う 友の声 外へ出ると 今度は花が問う どれがキミ? 私たちはぜんぶ 此処に
暗雲に こころ憂ふは 始まりの 蕾膨らむ 兆しなりけり 🌷 流れゆく 時の間に ふたしずく 互いの想い 温めあって 😘✨
パネルストーブの ほんわかとしたあたたかさの上で woolたちがゆらっと揺れて ゆっくりと乾いていく 🐑✨ キミたちは来月から冬眠に入る? 今シーズンはほとんど着なかった 厚手のセーター いつからか 薄手のニットが心地よくて 今年もありがとう また来年ネ🌸 昨日の暖かさに誘われた 久しぶりのお散歩は みんなのしなやかな姿に 逢える喜びを楽しんで 今日は静かに 絵を描いた 閉じこもっていた ちいさな私が憧れる方へ わたしが叶えてあげるんだ こころの春を迎えるための