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洗練されていくクリスマスリース
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今年も、様々なリースを沢山作っていただきました。
明日がいよいよ今年最後のクリスマスリースレッスンです。
今年は全てが流動的で速く、油断すると流れからこぼれ落ちそうで…なかなかスリリングな年末です。私だけでなく、他業種の方々も同じようなことを言っていました。
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このリースにたっぷり使われている、常緑の針葉樹を一般的に「コニファー」と言います。(モミやヒムロ杉、ヒバなど)
日本語には素敵な名前があり、「常盤ーときわ」とも言われます。これは、寒い冬でも不変の緑をしている常緑樹をさします。英語だとエバーグリーンと言います。
エバーグリーン (Evergreen) は、常緑、不朽を意味する英語の名詞・形容詞。音楽では「時を経ても色褪せない名曲」というニュアンスで使われることがある。
ヨーロッパではクリスマスツリーやクリスマスリースをモミなどのコニファーで飾るのも、日本のお正月に門松を飾るのと同様です。未来永劫の約束された繁栄の為に。
さらには、針葉樹は読んで字の如く、先が針のように尖っています。これは魔除けの意味があるのだそうです。一年の終わりと、新しい年を迎える時期に魔が差さないようにと。
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それにしても、毎年作られている方々はどんどん腕を上げています。上達するということは、何かテクニックが上書きされるイメージがあるかもしれませんが、そうではなく洗練されるということです。
作品が洗練されて行き、魂が宿るという感じがしています。
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15年前の私の拙いクリスマスリース画像がPC 上にポップアップされて来てびっくりしました。すっごく下手くそで(笑)!洗練からは程遠かった…あの頃の生徒さんたちに謝りたい衝動に駆られました。
試行錯誤で考えながら作っている時は、クオリティーが安定しないものです。だから、無の境地で制作できるように数をこなす以外の精進はないのですよね。