CQB

パット・マクナマラ氏 無意味な「射撃場での小芝居」訓練

元米陸軍特殊部隊「デルタフォース」隊員であり、現在は射撃インストラクターとして活躍しているパット・マクナマラ氏は、「射撃訓練は実戦的でなければならない。」と説き、非実戦的で意味のない訓練を「射撃場での小芝居」だとして戒めている;

意味のない奇妙な訓練をしている連中がいる。それらは一見もっともらしく見えるかもしれないが、騙されてはいけない。気をつけよう。
常に物事の意味を問いかけることは射撃訓練に

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トラビス・ヘイリー氏 スピードリロードの要点

CQBにおいて敵との交戦中に銃が弾切れになったとき、それは「人生最悪の瞬間」と表現される。銃のボルトが後退したところでロックされたなら、速やかに新しい弾倉に交換しなければならない。実戦においてスピードリロードを経験した兵士は少ないかもしれないが、スピードリロードはCQBにおいて重要な技術であることは言うまでもなく、兵士にとって必須の技術である。

タクティカル・インストラクターのトラビス・ヘイリー

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自衛隊89式小銃CQB 実戦テクニック

スピードが最優先

CQBにおいて最も優先するべき要素、それは「スピード」。つまり敵を認識してから初弾を発射するまでの時間を速くすることです。他にも「命中精度」「操作性」といった要素がありますが、どんなに射撃が上手でも敵から先に撃たれてしまっては何の意味もありません。CQBの極意は「敵よりも先に弾を命中させる」ことなのです。

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エッセー「究極の戦闘術 " GUN KATA(ガン・カタ)"」

究極の戦闘技術「GUN KATA(ガン・カタ)」。

敵の弾道をすべて読み切り、常にその死角に身を置くことにより被弾することなく、自らが発射した弾丸のみが敵に命中するという至高の超近接戦闘技術である。

GUN KATAとは「GUN=銃」と「KATA=型(武道の型)」を繋げた造語であり、映画の中に登場する架空のテクニックだが、現在これに近い近接戦闘術はECQB(超近接戦闘)として実在する。

その
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特殊部隊CQBテクニック:ダブルタップに代わる射撃術とは

ダブルタップは「基本」なのか

アメリカ軍の一般部隊では至近距離において敵と交戦する場合、通常はダブルタップ又はコントロールペアで射つように教えている。ダブルタップはサイトが敵に入ったらすぐに2発目を射つが、コントロールペアは1発ずつよく狙って射つ。もちろんできるだけ早く射つのだが。どちらの射法で射つかは、敵との距離によって決めるが、どちらにしろ2発を確実に命中させなければならない。

しかし残念

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CQB「リミテッドエントリー」の話

さて先日MTWを購入しまして遠射性能の高さに満足したんですが、そうなると今度はバリケ内への侵入をもっとすんなりやりたいと思うようになりまして。10インチバレルでも狭い間口は入りにくいもので…。

で、上記の記事を発見。入口からなだれこむタイプのCQBではなく入口である程度室内をクリアする、というもの。

こんな動画もありました。入口から極力、身を乗り出さず銃口と目線のみでクリアしていく様子が見れま

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完全公開!特殊部隊流タクティカル・カービンのセットアップその2〜フォアグリップ、ライト、レーザーの選び方〜

アクセサリーはサポート・ハンドに近く取り付ける

ARやM4カービンにオプティクスやアクセサリーを正しく選んで装着すれば、戦闘において非常に有利だ。前回(その1)ではバットストックの正しい調整の仕方、軍用のA2グリップの欠陥、オプティクスの正しい取り付け方などを紹介した。その2ではフォアグリップ、ライト、レーザーについて説明する。

フォアアームにアクセサリーを取り付ける場合の原則は、サポート・ハ

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完全公開!特殊部隊流タクティカル・カービンのセットアップその1〜ストック、グリップ、オプティクスの選び方〜

AR-15が広く普及している理由はたくさんあるが、その一つにモジュラー化されていることが挙げられる。AR-15の初期にはフルサイズのライフルかカービンタイプかの選択しかなかったが、1990年代の中頃からARライフルは非常に進化してきた。

当初はアクセサリー類も銃身に取り付けるシンプルなライトか、キャリング・ハンドルにつけるスコープとかダット・サイト程度のものであったが、今ではオプションもアクセサ

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タクトレ・テクニック詳細解説!モザンビーク・ドリルとダブル・タップ

「モザンビーク・ドリル」の用語について:

モザンビーク・ドリルは長い間最も重要なコンバット・トレーニング・ドリルとされ、熱心なシューターたちからその名で知られていた。しかし近年の言葉狩りとも言うべき「ポリティカル・コレクトネス」への配慮から、今は味気のない「フェイリュア・トゥ・ストップ・ドリル(Failure To Stop Drill)」または単に「フェイリュア・ドリル(Failure Dri

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ハンドガン・レディ・ポジション解説;実戦的なレディ・ポジションの考え方とは

(カバー画像はエア・マーシャル・レディ・ポジション。航空機内での戦闘を想定したポジションだ。)

多様な任務を遂行する組織では、与えられた任務によってレディ・ポジションを選択することが必要である。

レディ・ポジションは先ず大きく「ハイ・レディ」と「ロー・レディ」に分けることができ、一般に胸から上で銃を保持するのがハイ・レディ、下がロー・レディとされている。また敵の拠点の掃討や室内での戦闘に向いて

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