5レーン理論

「ライン間」ではなく「ライン裏」と表現するべきなのではないか。必然的に良い攻撃を生み出すために。

例えば、相手のDFラインとMFラインの間、そこをライン間と表現して、そこにポジショニングする事をライン間にポジショニングするとか、そこでボールを受ける事をライン間でボールを受けるとか、もちろん個人的にも、そういう表現を使っているのだが、最近になって思っているのは、そこは「ライン間」と表現するのではなく、「ライン裏」と表現した方が良いのではないか、その方が効果的な言語化になるのではないか、という事。

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4-2-3-1から4-3-3へ:2020年バージョンフロンターレ

再び4-3-3へ

南アフリカ大会後、4-3-3はJリーグでも流行の兆しを見せたけれど、いつしかすたれていった。だが、最近になって採用するチームが再び増えてきた。今年の川崎フロンターレはもその一つ。

4-3-3の場合、中盤にはアンカーとインサイドハーフ2枚の3つのポジションがあるが、今のフロンターレでそのポジションをできる選手は、田中碧、守田英正、大島僚太、脇坂泰斗、下田北斗と故障中の中村憲剛。

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私見:なぜ日本では4-3-3が定着しなかったか

岡田ジャパンの「ゼロトップ」

日本だと、4-3-3は、2010年南アフリカワールドカップの岡田ジャパンが直前で採用したフォーメーションの印象が強い。これは、杉山茂樹さんの言う「本田ゼロトップ」として記憶に残っている。あのときは本田がゼロトップに入り、左ウイングに松井大輔、右ウイングに大久保嘉人、そしてアンカーに阿部勇樹が入っていた。

このとき、攻撃時はボールの受けどころになって時間を作り、守備

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ハーフスペースの使い方:2019年バージョンフロンターレ

去年は可変型4-2-3-1

今年のフロンターレは4-3-3のフォーメーションを取っている。けれど、去年までは4-2-3-1だった。

ただ、去年も、マイボールになるとボランチの1人が最終ラインに落ちて3バックになり、サイドバックがウイングポジションまで上がる。なので、マイボール時は3-4-3みたいな形になっていた。

1999年ルヴァンカップ、対アントラーズ戦

ちょうど10月9日のルヴァンカッ

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サッカーのポジション、縦で切るか、横で切るか?

5レーン理論?

 「5レーン理論」という単語を初めて目にしたのは、確か西部謙司さんのコラムだったと思う。それから、西部さんの『戦術リストランテ』を読んでみて、こういう考え方があるのか、と驚いた。
 普通、サッカーのフォーメーションは4-2-3-1とか4-4-2と呼ばれたりするが、これは一番左の数字が最終ラインに横に並ぶ選手の数、次の数字が守備的MFの数、最後の数字がFWの数になる。つまり、(Jリ

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