ふりかえり:副作用の傾向と対策

<2022年3月4日(金)>

序盤戦(~Day5)、一山超えたので、典型的な副作用に対する傾向と対策をふりかえります。最新の技術、並びに、医療チームのチームワークは、本当に素晴らしいです!医療かんばんも褒めてもらいました(笑)

コバトンも参戦中!

[Day1(急性期)]
・事前の点滴や投薬等で治療手順に組み込み済

[Day3~Day5(初期)]
・嘔吐:食前薬+ウォーターローディング(使用済の抗がん剤を体外に出す)
  #1日に20回もトイレに行く日がありました。やりすぎかも(笑)
・ひゃっくり(男性に多い):発生時に薬投与、腹式呼吸
・便秘:1日出なかった時点で、下剤投与(今回は効き過ぎて下痢で出しました(笑))
・不眠:24時過ぎで眠れない場合、睡眠薬投与

問題は中盤戦以降の戦いです。サッカー同様足が止まりますので、その状況下でもいかに集中を切らさないかが重要になります。

[Day7~Day10(中盤以降)]
・初期と同じ対策(淡々とやる)
・口内炎の軽減:アンパンマン大作戦(徹底的にやるのみ)
・喉のつかえ:主治医の先生に相談
・皮膚炎:軟膏を処方して頂ける模様

[数字上の症状(多分本人は感知できないと思われる未知のゾーン)]
・白血球減:感染症対策
・血小板減:出血防止
・赤血球減:貧血対策

ふりかえると、「状況を正確に把握し、今できることを淡々とやる」という基本を徹底できるかが勝負ですね。元浦和レッズのオフト監督風にいうと「アイコンタクト」「トライアングル」「スリーライン」ですね。なつかしい。今の基本はリカルド監督の「5レーン理論」となりますが(笑)。

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