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アラフィフ未経験者サカヲタ保護者による初心者サッカー育成記録です。

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  • 未経験者サカヲタ保護者による 初心者サッカー育成記録

    未経験者サカヲタ保護者コーチの初心者息子の指導記録です。

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【書籍紹介】オススメのサッカー育成関連本

過去に読んだおススメできるサッカー指導者関連の書籍をご紹介します。 ※ 2023/8月現在 ダビド・ビジャのサッカー講座 試合で活躍するために大切な11科目 簡単な内容で小学校高学年から読める本ですが、スペイン流指導のエッセンスが詰まった重要な一冊。体の向き、コントロールオリエンダード、レガテ、コンドゥクシオンなどトレーニングメニューと併せて紹介されています 。 この井上詩音とイヴァンコーチとのやり取りの真意も理解できます。 スペイン流サッカーライセンス講座―「育成大

    • 【YouTube紹介】普段チェックしている練習メニューネタ

      今回は普段参考にしているYoutubeチャネルなどの動画素材です。海外のチャネルもありますが自動翻訳機能もありますし、そもそも言葉が分からなくても内容は理解できることが多いのでご紹介します。 海外のチャネル7mlc チャネル登録者170万近くのイギリスのチャネルです。リズミカルな音楽に合わせて淡々とトレーニングメニューが紹介され、効率的にトレーニングメニューに関する情報を収集できます。動画も複数のカメラを使い質の高いです。 Mojo Mojo sportsが提供してい

      • 谷信一郎「ステップ」

        ステップワークの重要性 ひょんなことからとある街クラブが主催する大会に参加することになりました。その大会にとんでもなく強いクラブが参加していまして、0-15で敗北しました。 調べるとJリーグクラブの下部組織にかなりの選手を送り込んでいるクラブだということが分かって納得しました。 全ての面においてこちらとは雲泥の差があったのですが、特にステップワークのスピードに感嘆して、同時に息子のステップワークの悪さが目につきました。 当然、ステップワークについて(ラダーをするぐらい

        • インサイドパス②

          お詫び 私がまたヘルニアを発症してしまい仕事以外でPCの前に立つことが難しくなったので、更新が止まっていました。とはいえ腰と足に神経痛を抱えながらも練習は継続しています笑。 コーンを正方形に置いた正対パス 対面パスはそれなりに蹴れてきたのですが、走りながらなど他のプレーと合わせた形でのパスは全くボールの芯をとらえられない状態が続いていました。 正体のパスではなく反復練習ができるように次のような練習をしていました。今回はソースがない練習メニューです。申し訳ありません。

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        【書籍紹介】オススメのサッカー育成関連本

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        • 未経験者サカヲタ保護者による 初心者サッカー育成記録
          16本

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          トラップ① TJアカデミー「スペコンバトル」、ブスケツ「Conducción」

          トラップについてのトレーニングです。 基本的なトラップスキルに関しては正対パス練習で私が強目にパスを返すことでラフに身についていたので、それ以上のメニューを課してはいませんでしたが、意図せずオープントラップのトレーニングに取り組んでいました。 TJアカデミー「スペコンバトル」 それは、元ジェフユナイテッド千葉所属の乾達郎コーチが運営するTJスクールで紹介していたトレーニングです。 元々はディフェンスのトレーニングを探している時に出会いました。 正面から来る相手をかわし

          トラップ① TJアカデミー「スペコンバトル」、ブスケツ「Conducción」

          スペイン流育成② ダイヤモンド、5レーン

          前回は体の向きに関する話つまり1人のプレーヤーに焦点を当てた話をしましたが、それがグループ戦術からフォーメーションへとどの様に繋がっているのかを見ていきたいと思います。 ダイヤモンドのフォーメーシ まずベースとして体の向きの考え方を延長して、基本的にひし形の関係を取ります。これは、フットサルの1-2-1のダイヤモンド型のフォーメーションと同じです。 それぞれのプレイヤーに求められる体の向きは同じです。サイドの2人はボールを持っているひし形の底の選手の方に正対するのではな

          スペイン流育成② ダイヤモンド、5レーン

          スペイン流育成① 体の向き

          スペイン流≠ティキタカ 「スペイン流」という言葉からは、まず第一にバルサの「ティキタカ」が想起される方が多いと思います。しかし、グラウディオラ監督がティキタカを肯定しない様に、スペイン流の育成とはティキタカを磨くための育成法ではありません。 スペイン流の指導は、ティキタカの美学に陶酔するようなものではなく、実際は合理的な思考の下で体系だって構成された論理性の高いサッカーを目指した育成手法なのです。 ロティーナの「体の向き」 私がスペインの指導法に興味を持ったのは、清水エ

          スペイン流育成① 体の向き

          ディフェンス ①1対1

          私自身、サッカーの4局面における守→攻の戦術に1番サッカーの面白味を感じるので、子供には早い段階で正しいボールへのアプローチを教えたいと考えていました。 そうした背景もあり、今回はまずは守備の基本である1対1についてどの様なトレーニングを行ったのかを説明します。 ドイツサッカーのディフェンス戦術 守備戦術については「ドイツサッカーのディフェンス戦術」の指導内容に沿ってトレーニングを行います。この本についてはこちらの記事をご覧ください。 内田篤人による対人ディフェンスの

          ディフェンス ①1対1

          [書籍紹介]ドイツサッカーのディフェンス戦術

          ドイツサッカーのディフェンス戦術 これはドイツサッカー連盟による守備戦術に関する指導者向けの本です。 欧州式の守備戦術を理解する上でこの本以上のものは無いと思います。Jリーグで指揮を執っているドイツ人のスキッペ監督はもちろん、(私が見る限り)マリノスのマスカット監督も採用している守備戦術です。 この本で紹介されている守備戦術を理解すると、本当のサッカーにおける規律を理解できますし、「日本の守備戦術はアナーキーだ」と言われる所以が理解できます。(ボールにアタックすべき時と

          [書籍紹介]ドイツサッカーのディフェンス戦術

          インサイドパス①

          ウチの子は本当の初心者だったので、親子練習は正対パスの練習から始まりました。 コーン倒しパス練習 最初はうまく蹴られないこともあって、なかなか真面目にやろうとしません。ですらか少しゲーム性を持たせたサカイクのコーンを的にしたパス練習から始めました。 コーンはこちらのコーンを購入しました。2,000円もせず、さまざまな練習に使えますし、練習効果も高まるのでぜひ購入をお勧めします。 キックのスタイル 最初に手に取った本は、風間八宏さんの「サッカー止める蹴る解剖図鑑」でし

          インサイドパス①

          動きづくり③ ダッシュ

          スプリント能力も少し改善して、走るフォームも様になってきたうちの子ですが、ゲームになると相変わらずボールの周りをただ漂っていました。 ということで、次にボールへのアプローチに関してダッシュ力と行く・行かないの判断力の改善に取り組みました。 まず、課題を整理します。 起きている事象 ダッシュが遅い。特に一歩目 相手に対して寄せる時、寄せない時のメリハリがない ボールの周囲2、3メートルを常にジョギングしている(その結果数分でバテる) ボールを持った相手が近くに来ると

          動きづくり③ ダッシュ

          【サッカー戦術分析】バルサ教オシム流派

          今回は育成流派に関する話題。 私はジェフユナイテッド千葉サポーターであり、特にイビチャオシム監督を信奉しています。「多色ビブス着せるぞ!」は私のよく口にするジョークです。 オシムさんがいわゆる反ビッククラブのスタンスを貫いていたこともあって、世界一のビッククラブとも言えるバルセロナは興味の対象外にありました。もちろんスペインサッカー自体も「いわゆるティキタカでバルサっぽいサッカーでしょ」ぐらいの知識しかありませんでした。 子供のサッカー指導に付き合うことになって、正しい指

          【サッカー戦術分析】バルサ教オシム流派

          動きづくり② ベタ足走りの改善

          ゲームをしている息子を見て、まず気になるのはベタ足走り。ベタベタと足裏をしっかり付けて走り、手もバランス悪く振るだけで足の速い選手にあっという間に置いていかれる。 石原塾のかけっこ教室に一回だけ参加したもののその効果はすぐに消えてしまいました。そこで学んだ陸上式のトレーニングは恥ずかしがってやりませんでしたし(石原塾自体は良かったです!) ということで、2つのアプローチで改善策を検討しました。一つ目は腿上げ片脚バランスの体幹筋力改善、二つ目は地面を蹴る感覚の習得です。

          動きづくり② ベタ足走りの改善

          動きづくり① JFA「めざせクラッキ!ボールはともだち」

          後から振り返った時に「ここからやれば良かった」、「どうせここに戻ってくるし」ということで、まずはJFAの「めざせクラッキ!ボールはともだち」を紹介します。 よい選手になれるかどうか?幅広いスキルを身につけられるか?は、ボディコーディネートが出来るかどうかに掛かっています。 ダッシュ、ポジション調整、キック、トラップ、競り合い、空間認知と全ては体を使って行うことから、センスというより、このボディコーディネートの土台に成り立ちます。 特にU8年代は「重心移動」と言っても頭で

          動きづくり① JFA「めざせクラッキ!ボールはともだち」

          サッカーをやってもらいたい理由

          話をして始めるにあたり、まずは自分なりのゴールを示しておきたいと思う。 「子供にはサッカーを通してどうなって欲しいか?」 自分がサッカーに魅了されていることもあって、出来れば子供にもその良さを良さを伝えたいし、未経験者の持つ肩身の狭さを味合わせたくないという理由もある。 でも、1番の理由は「サッカーというスポーツの文脈を正しく理解して欲しい」という想いから。彼が成長していく中で、例えば海外の社会に1人で飛び込まなければならない場面が現れた場合、「おれ、サッカーできるよ」

          サッカーをやってもらいたい理由

          まず、自己紹介。

          これは、未経験者サカヲタ保護者による初心者サッカー育成記録のnoteです。 自己紹介ですが、ジェフユナイテッド千葉のサポーターを約20年、生涯スタジアム観戦数は400試合を超えているが、サッカー未経験者のよくいるサカヲタです。 子供にはサッカーをやって欲しいと思っていたのですが、3歳ごろに入団させたチームでは集団行動になじめず数か月で退団。以後は時折私が強引にスタジアムに連れていく程度でサッカーのプレー経験のないまま小学1年生の2学期を迎えていました。 とあることからサ

          まず、自己紹介。