平松洋子

読書人間📚『下着の捨てどき』平松洋子

読書人間📚『下着の捨てどき』平松洋子

『下着の捨てどき』  著者 平松洋子    今年出たばかりのエッセイ本です。   帯には "中年の入口で立ちつくしたすべての人に エールを送るエッセイ集! 下着のゆるみは、ある日とつぜんやってくる"とあります。  中年ではありますが、もう少し先のお話の様な? と思ったものの ある日とつぜんその日はやってくる、 明日かも知れない、数時間後かも知れない、いつかある日。   文中、 "〜中年の女はなにかと気ぜわしい。老いた親の介護や看病、看

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ひととき 歴史町、うまいもの探検

ひととき 歴史町、うまいもの探検

読むたび、新しい旅 ひととき 2021年 8月号 創刊20周年記念号 特集 歴史町、うまいもの探検 京都 土井善晴さん 神戸 平松洋子さん 金沢 小倉ヒラクさん ひとときがもう創刊20年なんやて! すごいと思わへん? しみじみ感動してしまう。 そんなひとときを、今回、手に取ったのは、ネット記事で土井善晴先生の京都の和菓子特集があるのを知ったから。 そしたらなんと神戸の特集は平松洋子さん。 食べることについて書きはる女性エッセイストで、もう堪らんおいしそうなのは

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もの作りの熱気に触れたことが財産(作家・平松洋子)|わたしの20代|ひととき創刊20周年特別企画

もの作りの熱気に触れたことが財産(作家・平松洋子)|わたしの20代|ひととき創刊20周年特別企画

旅の月刊誌「ひととき」の創刊20周年を記念した本企画「わたしの20代」。各界の第一線で活躍されている方に今日に至る人生の礎をかたち作った「20代」のことを伺いました。(ひととき2021年6月号より)  突飛な話ですが、私の20代は高校時代に見た「傷だらけの天使」と「6羽のかもめ」という2つのドラマに影響されています。「6羽」は、解散寸前の劇団の群像劇で、テレビ業界の内幕も描かれる。「傷だらけ」と同時間で、どっちも見たくて、チャンネルをガチャガチャやったとき、ふと映し出された

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平松洋子さんの「今月の必読書」…『もう一つの衣服、ホームウエア 家で着るアパレル史』

平松洋子さんの「今月の必読書」…『もう一つの衣服、ホームウエア 家で着るアパレル史』

もっとも素肌に近いファッションの変遷トレンドより、着心地のよさ。コロナ禍中、外出がままならず、家にいる時間が増えた。自宅で長く過ごすようになれば、おのずと快適さを意識するようになるのは当然のなりゆきだろう。私にしても、この1年余り、新たに買い求めたのは家で着るものばかりだ。 本書の著者は、世界中のファッション動向を見続けてきたアパレル専門の記者。「ファッションや衣服から見落とされている」衣服として「ホームウェア」を位置づけ、光を当てる。確かに、ファッションの歴史や文化は熱心

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水島さんの交換日記#80「その男、木口小平」

水島さんの交換日記#80「その男、木口小平」

どうも! 水島ひらいちの涼です! 前回の日記はこちら。 俺は枕が変わると寝過ごすっていう意味わからん体質になっとって、出張でホテルに泊まった時に寝坊して朝慌しくしてしまうんよ。 歴史上の人物で好きな人は? 一番好きなわけではねんじゃけど、結構お気に入りでマイナーな歴史の人物を上げさせてもらうわ。 木口小平なんじゃけど、知っとるかな? 21歳という若さで戦死しとんじゃけど、その死に際が好きでな。 木口小平は日清戦争でラッパ手として活躍した軍人。 ラッパ手っていうの

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“お年頃の女性”におすすめの本とは

“お年頃の女性”におすすめの本とは

食にまつわるエッセイを書かせたら右に出るものはいない…といえば、平松洋子である。とはいえ、この手の本を読み飽きてしまい、平松さんの本からしばらく遠ざかっていた。 そして、今回久々に読んだのが「下着の捨てどき」(文集文庫)である。 大きく分けて3つのテーマで描かれているエッセイですが、2章目の食にまつわるエッセイ「夜中の腕まくり」は、さすが! やはり、食にまつわる描写が素晴らしい。平松さんの文体が勉強になるので、何十冊も読んできた私ですが、久々に読んでみたら少し違和感を感じ

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天ぷら

天ぷら

おいしい食べ物が出てくる本が好きで手元に集めているけど、本を読んで「あーこれ食べたい」「これ作ろう」と思った本は意外と少ない。 サンドウィッチは銀座で/平松洋子の「春を探しに」に出てくるふきのとうの天ぷら、よりみち酒場灯火亭/石川渓月に出てくるタラの芽の天ぷら、たそがれビール/小川糸に出てくるごぼうのかき揚げ。 私は自覚している以上に天ぷらが好きで、ここ数年子どもと一緒だと食べる機会がない春の天ぷらが恋しいらしい。 ふきのとうの天ぷらも食べたい。 たそがれビールは日記形

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50歳の位置付け

50歳の位置付け

わたしは1972年生まれ、今年49歳。 夫は1970年生まれ、昨年夏に50歳になった。 夫とは出会った当初からまるきり同級生感覚なのと、40代半ばあたりから、正確な年齢にあまり執着がなくなってきたこともあって、夫とともに自分もすでに50代に突入したような気でいる。 実際は、40代がまだあと1年半も残っているというのに。 最近続けて、「世間における50歳の位置付けって一体どういうものなのか」と考えてしまう瞬間があった。 受験が終わった直後の春休み、という天国の日々を満喫す

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平松洋子さんの「今月の必読書」…『小池一子の現場』

平松洋子さんの「今月の必読書」…『小池一子の現場』

アートをつうじ社会を揺さぶり続ける開拓者の足跡 日本には小池一子がいる。 時代を切り拓いてきた女性を挙げるとき、まず小池一子の名前は外せない。一貫してクリエイティブの現場を歩みながら、ジェンダーを超え、仕事のジャンルを超え、アートや言葉をつうじて社会そのものに影響を与え続けてきた人物。85歳を迎える今年、「東京ビエンナーレ2020/2021」総合ディレクターを務め、さらに現役を更新する。 本書は、小池の全仕事を俯瞰するものだが、自伝やアーカイブとは一線を画する異色の出来

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読書ブログのアクセス数が19,000を突破しました

読書ブログのアクセス数が19,000を突破しました

2019年の9月に開設した読書記録を目的としたブログ。アクセス数が19,000突破しました。 もうすぐ20,000になります。 今年の3月頭に18,000突破したばかりなのでここ最近、アクセス数増えて嬉しいです。今後は毎週火曜21:00に更新の予定です。みなさま、ひとつよしなに。

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