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東海林さだお(1937.1.30- )『週刊文春 お正月スペシャル号 丸ごと1冊タンマ君! 文春ムック』表紙・和田誠 文藝春秋 2015年1月1日発売 194ページ 平松洋子「東海林さんは、実写版タンマ君。」

東海林さだお(1937.1.30- )
『週刊文春 お正月スペシャル号
丸ごと1冊タンマ君! 文春ムック』
表紙・和田誠
文藝春秋 2015年1月1日発売
194ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4160086195
https://www.bunshun.co.jp/mag/extra/tanmakun/

「全国のセブンイレブン店舗とセブンネットショッピングにて発売いたします。小社および書店では取り扱いがございませんのでご了承ください。

東海林さだお自選「タンマ君」大傑作選!

東海林さん自らが厳選した68本の「タンマ君」をファンの皆さまにお年玉として捧げます!

特別読み物企画
タンマ君を丸かじり おせち料理について おせちの内紛 お餅解禁 雑煮改革私案
タンマ君の37の謎を解く!! 東海林さだおさんロング・インタビュー

「週刊文春」連載作家からのメッセージ タンマ君 フォーエバー!
山藤章二/みうらじゅん/伊藤理佐/近田春夫/種村国夫/ブルボン小林/平松洋子/桜玉吉

原色美女?図鑑「名画とタンマ君」
東海林さだおのうれしハズカシ写真館
タンマ君が生まれて今年でなんと46年! あれっ、名前がひらがな!? 幻の1ページ漫画「たんま君」を発見!
「タンマ君」はこうして描かれる 秘密のアイデア帳を大公開!
東海林さだおさんからお年玉です! お宝「タンマ君」オリジナルグッズ合計50名様プレゼント!
仕事場探検隊 東海林さだお 45年間引っ越しなし。僕はここで死んでいくんです。
私の大好物 丹間一郎(サラリーマン)「たいめいけんヒレかつサンド」
担当者より/表紙はうたう(和田誠)」

2021年1月22日読了
福岡県立図書館蔵書

先月(2020年12月)読んだ、
和田誠『表紙はうたう 完全版
和田誠・「週刊文春」のカヴァー・イラストレーション』
文藝春秋 2020.10
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4841643022576965
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4853684048039529
で、こんなムック(『週刊文春』増刊号?)が刊行されていたことを知りました。

昨日読み始めた本。 和田誠『表紙はうたう...

Posted by 山本 鉄二郎 on Sunday, December 20, 2020

昨日読み終わった本。 和田誠『表紙はうたう...

Posted by 山本 鉄二郎 on Wednesday, December 23, 2020

『週刊文春』という雑誌を買ったことが一度もなく、
今まで、数冊しか読んだことがないので、
1937年10月30日生まれの東海林さだおさんのマンガ、
「タンマ君」68篇(No.1 1969.1.6~No.2149 2013.2.14)を、
初めて、まとめて読んでみましたが、正直に申し上げて、
66歳の私には、あまり面白いとは思えませんでした。
「タンマ君」に近い年齢の頃に読んでいれば、
違う感想だったかもしれませんけど。

「おせち料理について」
p.43-61
『ショージ君の時代は胃袋だ』1985.9
『オール讀物』「男の分別学」
「おせちの内紛」
p.62-68
『ブタの丸かじり 丸かじりシリーズ 10』1995.1
『週刊朝日』「あれも食いたいこれも食いたい」
「お餅解禁」
p.69-76
『トンカツの丸かじり 丸かじりシリーズ 3』 1989.11
「雑煮改革私案」
p.77-83
『ケーキの丸かじり 丸かじりシリーズ 16』1999.3

を再読できたのと、
知らなかった
「タンマ君の37の謎を解く!!」
p.84-105
『週刊文春』2007年11月15日号
「東海林さだおさんロング・インタビュー」
p.106-183
『なんたって『ショージ君』 東海林さだお入門』1999.11
第一章 554冊のアイデア帳
第二章 漫画家はいかにして誕生したか
第三章 清水崑かペイネか、それが問題だ
第四章 「役に立たない発想」のすすめ
第五章 何のために体を鍛えるか?

を読めたのが楽しかったです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/東海林さだお
「東京府東京市杉並区高円寺南で生まれた。
小学生時代に戦火を避け、父以外の家族で山梨県大月市に疎開。
終戦後も東京には戻らず、
母方の実家のある栃木県那須郡武茂村(のちの馬頭町)
に移り、中学2年時まで過ごす」

「[栃木県馬頭町から]
東京に戻ったのは、
ほとんど三年生になる直前でした。
八王子三中というところに転入したんですが、
田舎の中学から都会にうつったわけだから、
勉強はぜんぜんできない(笑)。

でも、翌年には、立川高校に入学する。
当時の立川高校[旧制府立二中]といえば、
名門校じゃないですか。

(写真「高校時代」[学生服・学生帽、背景は畑])

あの頃は、内申書を重視したんです。
三年生の分は別だけど、
それまでの田舎の内申書は当然いい(笑)。
とうてい入れるような学力じゃない。
ですから、高校に入っても、当然、
成績は惨憺たるものでした(笑)。」
p.133

立川市で育った私が高等学校を受験した
1969年には、学校群制度で偏差値トップが
立川高校(旧制中学・東京府立二中)・国立(くにたち)高校、
二番目が三鷹高校・武蔵高校、
三番目が北多摩高校・昭和高校でした。
トップ校は私の成績では絶対に無理。
二番目に合格してから成績に苦しむより、
高校生になったら遊びたい一心で、
北高を選んで合格でした。

「東海林さんと小料理屋に行く。一口食べ、
「これ、お醤油が欲しいと思わない?」
はい、ちょびっと垂らしてもいいですね。
応じると、
「そう言って、もらってきなさい」

東海林さんと居酒屋に行く。
ビールのグラスが微妙に厚い。
東海林さん、ひと口呑んで、
「このグラスで呑むと、まずいと思わない?」
ええまあ。曖昧に同意すると、
「そう言って、別のグラスをもらってきなさい」

どうして人を使って言わせるか。
だったら自分で言いなさい。
お決まりの逆襲パターンに持ちこむと、
東海林さんは一転、肩を落としてがっくし。
小声でつぶやく。
「それができたら苦労しないの」」
p.145
平松洋子「東海林さんは、実写版タンマ君。」

「表紙はうたう 和田誠 <お正月>
タンマ君、東海林さん、新年おめでとうございますという想いを込めて、この絵を描きました。と言っても百パーセントぼくの絵ではなく、九十九パーセントは東海林さんが描いたように見えますね。ずっと前からぼくは東海林さんファンでしたから。
題名は東くめ作詞、滝廉太郎作曲の懐かしい歌です。」
p.184

読書メーター
東海林さだおの本棚
(登録冊数109冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206

『週刊朝日』1987年連載開始
「丸かじり」シリーズは全冊(45冊)読んでいます
(再読三読以上もあり)。

『オール讀物』1970年連載開始
「ショージ君の東奔西走」「男の分別学」シリーズの登録はまだ11冊です。読書メーター開始(2009年9月)以前に何冊も読んだけど、何を読んだかは未確認です。
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/東海林さだお
でチェックしなければ! と数年前から思いながら、出来てません。

東海林さだお所蔵一覧
(72冊 単行本刊行年月順)
2020年10月3日作成
2022年2月28日追加1冊未記入

昨日は、我が家にある東海林さだお本のリストをエクセルで作成しました。 読書メーター 東海林さだおの本棚(登録冊数74冊 刊行年月順) https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206...

Posted by 山本 鉄二郎 on Saturday, October 3, 2020

https://note.com/fe1955/n/nf8e46ae0caf5
東海林さだお(1937.1.30- )
平松洋子(1958.2.21- )
「西荻くんだり」
「創作とショーバイ」
『COYOTE No.57
特集 平松洋子 本の丸かじり』
スイッチパブリッシング
 2015年11月15日発売

https://note.com/fe1955/n/na1b4228390c5
東海林さだお(1937.1.30- )
『ひとりメシ超入門(朝日新書)』
朝日新聞出版 2020年2月刊
312ページ

https://note.com/fe1955/n/nc2876051f259
東海林さだお(1937.1.30- )
『東海林さだおアンソロジー
人間は哀れである(ちくま文庫)』
平松洋子(1958.2.21- )編
筑摩書房 2021.12
384ページ


https://note.com/fe1955/n/ne8719ab5e759
東海林さだお(1937.1.30- )
『自炊(ソロメシ)大好き!(だいわ文庫)』
大和書房 2022年9月刊
288ページ

https://note.com/fe1955/n/na7a9bc9747ac
東海林さだお(1937.1.30- )
『ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり』
大和書房 2023年1月刊
224ページ

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