昭和55年発行の「現代のエスプリ第155号・鏡と人間の心理」を古本屋で発見、100円だったので即買い。宮本忠雄や小此木啓吾、河合隼雄といったビッグネームが寄稿している。ラカンの鏡像段階やナルシシズム、ユングの影の概念などへ理解を深めるために貴重な資料となりそう。表紙もレトロ。
先日のフロイトの病跡学に続き、『フロイトとユング』(講談社学術文庫)を読んでいます。小此木啓吾対談と河合隼雄先生の対談(なんて豪華な…)。経験を積んだからから、以前に読んだときよりも一文一文に色々なことを考えさせられます。https://amzn.asia/d/gbWe0DX
「モラトリアム人間の時代」小此木啓吾 日本を代表する精神分析学の名著。 私見として、人間の精神的停滞は若さゆえの特権でもある。人生の中で一度モラトリアムを意識して立ち止まることも大切なのではなかろうか?