二度咲きの山吹明かき冬隣 蜜柑買はむと踵を返す 明かき〔あかき〕=明るい 買はむ〔かわん〕=買おう 踵〔きびす〕=かかと
秋の夜のカーブミラーの息白し 冬が隣に来る長月 来る〔きたる〕
季語: 冬隣、冬近し ① 丹念に掃く家周り冬隣 ② 桟切の鶴首花びん冬近し (さんぎりのつるくびかびんふゆちかし) ◆◆◆ 冬に入る前に、俳句幼稚園2年目に入る前に、なんとか詠みたい!ということで、ぎりぎりの登園です。 2年目も、どうぞよろしくお願いします!
『冬隣barの戸の重く開きぬ』亀山こうき ここからはbarの扉が良く見える。俺は煙草を吸いながら元嫁が来るのを待った。懐にはきたねえ仕事で稼いだ金がある。数か月分の養育費。息子達には会えないが、親としてこれぐらいはしてやりたい。やがて扉がギイと重く開いた。 (季語冬隣・晩秋)
冬隣