『冬隣barの戸の重く開きぬ』亀山こうき

ここからはbarの扉が良く見える。俺は煙草を吸いながら元嫁が来るのを待った。懐にはきたねえ仕事で稼いだ金がある。数か月分の養育費。息子達には会えないが、親としてこれぐらいはしてやりたい。やがて扉がギイと重く開いた。

(季語冬隣・晩秋)
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