洗面器ゲームって、ニム!?
麻雀放浪記:阿佐田哲也作の小説。賭博としての麻雀が題材で大衆小説の傑作とされる。戦後復興期のドヤ街を舞台に、坊や哲(主人公、作者・阿佐田哲也自身がモデル)、ドサ健、上州虎などの個性的な登場人物達が活躍する。麻雀のイカサマが具体的に描かれていたことでもインパクトが強かった。
「あなたには霊が憑いている」などと言う人がいる。だがそれは検証できない以上、「証明できますか?」と答えるしかないと思う。その方の主張の大半が正しくとも、残りの嘘を「霊のせい」にできるなら恐ろしい。人間の主張は基本的に主観だが、検証できないものを客観的真実だと主張するのは怪しい。
麻雀放浪記2:作者・阿佐田哲也は週刊大衆『麻雀放浪記』連載時に麻雀牌が記載される小説スタイルを作り出した。作者自身、学校に行かずに博打生活をしていた頃を小説の元にしていた。初めの頃、主人公「坊や哲」は学生服を着ていた。そこから「坊や」と呼ばれ、後「坊や哲」が通り名になった。