EMDR体験記〜Part16、17〜幼少の記憶と新たな記憶の処理と確認
こんにちは、CPTSD（複雑性PTSD）と解離症の悪化によりEMDRを受けることになった芸術家になりたい現在大学休学中&精神疾患拗らせ中（発達障害、CPTSD、解離症、摂食障害、アルコール乱用等々）のHarunaです。
私が何故EMDRを受ける事になったのか、その詳細と体験記Part１~は過去に書いた記事があり、マガジンにまとめております。是非併せてご覧ください。
Part16
今回は3回目となるターゲットの記憶を処理した。
はじめに、その記憶の説明をしよう。
その記憶はおそらく私が小学四年生の頃。
部活や習い事の事で悩んでいる私が、祖母の介護食を作るためにキッチンに立っている母に相談しようとしたのだが、その時、余裕のなかった母は話を聞いてくれず、結果キツめにあしらわれたシーンだ。
病院とは別で、学校のカウンセラーさんにもお世話になっているのだが、このカウンセラーさんともこの話をしたことがある。
なんという手法かわからないのだが、
当時の私がして欲しかったことや、かけて欲しかったであろう言葉を過去の私に話しかけてあげたり？想像してみたり？…
そんな事をしたことが少し前にあった。
「あなたにとって重要な記憶だから大切にしてあげようね」
みないなことも言われたような気がする。
しかし、私はトラウマだとは思っていなかった。
悲しい記憶ではあるが、ただそれだけだと思っていた。
でも、私が私の感情を押し殺し始めたきっかけかもしれないと思ったこともある。
カウンセラーさんとセッションした際は、
自分が我慢しなきゃいけないんだと母に部活などの悩み相談を諦めたきっかけかもしれないと感じたりもした。
だけど、それでもトラウマだとは思いたくなかった。
私はママが大好きだ。
優しいし強いし凄く愛情を注いでくれている。
そう思っていた。
だから、母と私の繋がりの中に「トラウマ」というものを認めることが嫌だった。
嫌だったけど
私の人格が変容するきっかけになった一つの記憶かもしれない
と主治医やカウンセラーさんの対話を繰り返していくうちに納得できた。
主治医はこの記憶も念の為EMDRをした方が良いと言った。
そんなこんなで今回のターゲットが決まった。
3回目なので眼球運動にもだいぶ慣れた。
記憶が変容していく様は未だ不思議だが…。
Part17
母との記憶を再処理した1週間後、
その後変わった様子や思い出したことはある？
と前回のEMDR後同様に聞かれた。
私はこの記憶の影響の大きさについて実感していた。
母に辛いことや思ったことを以前より話せるようになったと実感しているからだ。
また母に対する漠然とした恐怖心や虚しさがなくなったようにも感じた。
EMDRってほんと不思議だなと思う。
記憶がなくなった訳ではないけれど、形が変わったというか、保存形態が変わったというか。
結果現在の現実での行動も変化しているし。
私は、
「部活や習い事から感じていたストレスを誰にも話せず、家でも祖母と家族のギクシャクした雰囲気から更にストレスを溜め込んでいたんだな。一人でブラック部活と向き合わざるを得ない状況になっていたんだな。頑張っていたんだな。」
そう納得出来た。
根本の部活内の記憶の処理はしていない為依然としてフラッシュバックは起こってしまうのだが、その度合いやフラッシュバック時の悪化具合が大層マシになったと感じた。
17回目はまあざっと上記のようなことを主治医に伝えた。
あとはライバーとして活動し始めたことも伝えた。
自分が作るアートを売りたいから知名度を上げるためにライバーになった。
と。
EMDRと話が逸れてしまうので方別の記事にライバーになった詳細な話や出来事をまとめようと思う。
先週からの変容と現状の報告で17回目は終了した。
〆
いま誰かの親のあなたへ。
子育ては大変だろうし、仕事や家事も大変だと思う。人によっては介護もあるかもしれない。
けれど、自分の子供が学校でどんな体験をしているのか、どんな気持ちをしているのか、できる限り沢山気を配ってあげてほしい。決して軽くあしらわないでほしい。
大人と違って子供の頃は1日1日が長く重要だ。
その子が元気で楽しく過ごせているのなら問題ないのだが、もし悩んでいそうなら腰を据えいま目の前のその子の声を聞いてあげて欲しい。
本当に何気ないことがトラウマになったり、その子の人格へ作用してしまうから。
親というものは忙しいだろうけれど、その子の傷に気がつけるような親が少しでも増えるといいな。そうしたらその子が複雑な苦しみを背負う必要なんてなくなるのにな、そう思ったよ。
親も子も、大変中生きてとても偉いと思う。
少しでも安らげるようになるといいな。
最後まで見てくださった方ありがとうございます！
次回以降も受けたら体験記更新するね！来週も頑張ります！泣
少しでも参考になったら♡とfollow是非お願いします！
（記事投稿されている方やシンパシーを感じた方は積極的にフォローバックさせて頂きます！）
以上。
Haruna.
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