自分の生い立ち、家族関係の悩みと、それによって抱える生きづらさなどを吐き出した記事をまとめています。
前向きに捉えられるようになった事柄・経験にスポットを当て、自分なりの思いを少…
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2022年5月の記事一覧
あの頃、母に抱きしめてほしかった。【母の日】
「母の日」だからと言って、母へ最後に贈り物をしたのはいつのことだろう。
1999年、私は母と2歳下の弟と三人、団地で暮らしていた。
小学4年生だった私は、毎晩寝る前に、
と心の中で強く願って泣いていた。
なぜか不安が押し寄せてきて、母が突然いなくなったり死んだりするのではないかと怖かった。
ノストラダムスの大予言が大流行していたころだった。
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30歳を過ぎた今、「あの時本当はこんな気持ちだったんだ」って、一つ思い出すたび一つ吐き出したくなっている。
一体誰に弁解する必要があるの?頭の中で自問する。母親?祖父母?親友?元恋人?
多分それは「自分自身」なんだと気づいた。他の誰でもなく、ずーっと嘘をつき続けてきた相手。