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今があるのは、今まで自分が選択した結果

自分探しの旅 in フィリピン 第5話

前回までのストーリー

バルーンフェスティバルで仲良くなったLopezの家にお邪魔させてもらい、一夜を過ごした。トイレが風呂場だったり、シャワーが桶式だったり、初めての事が多く、夜も蚊にやられて、なかなかぐっすり休むことはできなかったが、朝まで過ごす場所を提供してくれたLopezには感謝します。

Salamat po ありがとう

Salamat poはタガログ語で、有難うという意味がある。フィリピンで覚えて唯一の言語。笑

その日は、ゲストハウスに戻りこれからの事を考えながらもう一度眠りについた。
起きたのは、19時ごろあたりは少し暗くなっていた。
10時間くらい眠っていた。たぶん、知り合ってすぐの人と長い時間過ごして、しかも海外で、その人の家に泊まり疲れていたのだろう。
夕食を食べていなかったので、食べに行くことにした。簡単に済ませたかったので、ジョリビーに行くことにした。ジョリビーは、フィリピンの人気ファストフード店=ソウルフードと言っても過言ではない。
マクドナルドよりもジョリビーの方が店舗も人気もあるのだから、それくらいフィリピン人に親しみのある味だ

フィリピンにきてから何度か食べたが、結構うまい!笑
特に違いは分からないけど、ケチャップがトマトケチャップではなく、バナナケチャップらしい。なんかフィリピンらしい感じ

ゲストハウスにある地区に日本人が来ることが珍しいのか、良く話しかけられ、写真を撮ることが多い。
背も高いし、日本の有名人と間違われているのだろう笑
人から良く思われるのは、どちらかといえば好きだ。「自分はすごいんだ」と思わせてくれる笑
自己啓発の本にはまっていたので、「自分を無理やりポジティブにさせたり、やればできる」と自分自身を鼓舞していることが多かった。

ユーチューブのユニグラというチャンネルばかりを見ていた。
このチャンネルが悪いとかではなく、単純にこのチャンネルを見て、自分を暗示していた。笑

再びマレーシアへ

フィリピンでの旅を終えて次は、マレーシアに向かった。
マレーシアには前にも来た事があり、慣れていたのでリラックスして向かう事ができた。

前回のマレーシアの旅の様子

前回は、タイで仲良くなったアリシアとマレーシアを旅して回ったが、今回は1人で旅をする!
なぜ、マレーシアに来たかと言うと、次の目的地に向かうためのトランジットだ。トランジットと言っても2泊3日も滞在するのだが、、、笑

次の目的地に向かうのに、一番安い航空券がマレーシアから出る便だったので、フィリピンからマレーシアに行くことに、
特にいきたい場所が有るわけでもないので、なんとなくクアラルンプールから近い観光地を見て回ることにする予定だ。

フィリピンからマレーシアに向かい、着いたのは昼過ぎだった。クアラルンプールの空港は、本当に綺麗で驚いた。その前のフィリピンのニノイ・アキノ国際空港が小汚かったので余計に感動した。

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空港が綺麗なことに感動して数分ぼーっとしていた。何もない時間を過ごしていると、お腹がすいてきたので、街中に行きご飯を食べに行くことにした。

今回のゲストハウスは、1泊800円と格安のホテル。もちろん、ドミトリーで6人部屋だ。もう慣れてきたのでなんとも思わなくなってきた。むしろ1人でホテルに泊まる方が緊張しそうだ。

街中にある、商店街の中華料理屋で簡単にヌードルでお腹を満たして、チェックインする。

チェックインしたら、もうその日は夕方まで二段ベットの上でネットサーフィンをする。何かマレーシアで面白い場所がないか、お店を調べたり、マレーシアの旅の記事を読んでいるとすぐに時間はすぎる。

時間が過ぎてから思うのは、「なぜ、せっかく海外に来たのに部屋でいつでも見れるパソコンを見ていたのだろうか。もっと外に出て色々なモノを見て、聞いて、体験すればよかった」と後悔する。

「もっとこうすれば良かったな、なんでこの選択をしたんだろう」とどんどん過去の事を思い出して、悔やみ始める。
ほとんどテニスと人間関係の事だったけど、、、

なにか過去に悔やんだり、これからの事に悩んでも、今の自分は今までの自分の選択した結果だ。
受け入れるしかない。それ以外の選択はあったかもしれないが、その時に、自分はその選択をした。そして、今がある。選択した時の"今"があるから現時点の”今”がある。

本当に自分が何を望んでいるのか。それは、人の目を気にしたり、周りに影響を受けて選択したり、偽りのものではなく心の底から思える事。

その自分が何を望んでいるのか、自分のビジョンに沿った選択をできるかどうかが大切だと感じている。

これからの人生は、本当の自分、本当にやりたい事、人生のビジョンに沿った、後悔しない選択をしていきたい。

VISION QUEST

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