【2022年振り返り】完全作裸玉＆双裸玉
新型コロナウイルスに感染してから色々と大変でしたが、２０２２年のハイライトをまとめます。
【裸玉】５六玉・４六玉・３六玉完全作裸玉発見
２０２２年に発見した完全作裸玉が３つありました。いずれも六段玉で、すべて持駒に飛車が入っています。五段目の裸玉があるとしたら、飛車が入っているのではないでしょうか。
２０２３年は天王山裸玉をはじめとする１五以外の五段目完全作裸玉が一つでも見つかれば良いなと思います。ちなみに、それぞれのＮＯＴＥには書いていませんが、万が一余詰や不詰があればご指摘ください。
【素人のひとり言】３八玉裸玉は実質完全作かも
詰将棋おもちゃ箱 様が公開している裸玉完全作リストの詳細版に記載されている（３八玉｜金４銀４桂香歩３､ 35手 ､ 岡村孝雄､ 詰パラ２００３・１１）の但し書き「・３３手目 79金引の非限定」について。
上図は作意３１手目です。作意では３２手目▽８九玉としたために３３手目が金引／金寄非限定になっています。仮に、３２手目▽９八玉とすれば▲９七金▽８九玉▲７九金引or金寄まで３５手詰と金引／金寄非限定を最終手にすることが可能です。
「どうして、そうしなかったんだろう？」と疑問に思ってしまうのは、自分が完全作かどうかを優先して何も考えていない素人だからでしょう。作意は尊重されるべきですから、この３八玉裸玉は詰将棋おもちゃ箱様の基準で言えば ”作意は準完全作ながら実質完全作” と思わずにはいられないのです。
【双裸玉】詰方玉が動く双裸玉（たぶん）第１号
２０２２年に発見した双裸玉の中で、最も印象深かったのは詰方玉が動く双裸玉でした。「まさかあるとはな……」が正直な気持ちです。
これよりもインパクトがあるとしたら、逆王手２回や４３手を上回る長手数記録更新が挙げられるでしょう。発見できる気がしませんが、２０２３年も探索を続けようと思います。
スペシャルサンクス
詰将棋おもちゃ箱 様
裸玉完全作リスト及び詳細版を拝見いたしました
パナソニック将棋部 御中
脊尾詰を使用させて頂きました
窪田義行（空気から整えていく 環境派）峰王 尊師
拙エレベーター詰に対し、”詐術的印象を与える”と迚も心温まる難癖をTwitter上で引用ツイートして頂き、スマホ詰パラからの引退及び裸玉・双裸玉等の無好手詰将棋を重点的に探索する契機を頂戴いたしました
「ためになるわ」と感じて頂ければサポートを頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。