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記事一覧

睡眠時間を削ってBL小説を書いていたら、夫から「仕事辞めて小説書いていいよ」と言われた主婦のお話

1:さほど読まれてませんが、仕事を辞めて「BL小説家」になる事にしました。 はじめまして、「はいじ」と申します。 2022年8月に、4年間務めた職場を辞めました。 そ…

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2か月前
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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(6)【お仕事小説】

1月:くつろぎ君の本音38  飲食店の閉店率が一体どれほどかご存知だろうか。  一年目で約三割。二年目になると半分の五割。そして、三年目では七割もの飲食店が、閉…

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2か月前
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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(5)【お仕事小説】

12月:マスターの決断30  十二月中旬。  寛木君に、店の合鍵を渡してから三カ月近く経過した。 「はー、もう今年も終わりかぁ」  あれから、本当に色々あった。 …

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2か月前
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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(4)【お仕事小説】

9月:くつろぎ君のやりがい23 「ゆうがくーん」 「……」  閉店後。  店内にカタカタとパソコンのキーボードを叩く音が響き渡る。レジを締め、収支をパソコンに打ち…

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2か月前
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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(3)【お仕事小説】

8月:マスターの葛藤15  八月。  喫茶金平亭は、今日も無事に店を開ける事が出来た。 「ありがとうございましたー」  客を見送りつつ、涼しい店内から外を眺める…

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2か月前

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(2)【お仕事小説】

7月:くつろぎ君の悩み9  俺は、昔から女にモテた。 「ねぇねぇ、優雅くーん」 「んー?」  ちょっとやそっとじゃない。かなりモテた。いや、モテている。現在進行…

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2か月前
4

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(1)【お仕事小説】

プロローグ:くつろぎ君のうそ  失敗する大人が見たかった。  取り返しのつかない失敗をした大人が、人生に絶望する横顔を、隣で見てみたかった。  バカで、本質を何…

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2か月前
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6:フリーランスってどんな人に向いてるーー!?

皆さんの周りに「フリーランス」ってどのくらい居ますか? ちなみに、仕事を辞める前までの私の周りには一人も居ませんでした。そう、普通に生きてると、会社員が圧倒的大…

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1年前
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5:「好き」を仕事にすると好きな事が「嫌い」になるのではないか

コレ思った事ありませんかー? 私はめちゃくちゃ思ってました。 なにせ、夫から「仕事辞めて、小説でどこまでやれるか試してみなよ!」と言われた時に最初にした心配はコ…

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1年前
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4:妻の書いたBL小説を、夫は音声でチェックし校正する

【前回までのあらすじ】 妻の書いたBL小説(R18)の誤字脱字のチェック及び校正は、夫(not腐男子)がやっている。 大丈夫です、皆さん。 見間違いではありません。 …

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1年前
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3:妻に仕事を辞めてBL小説を書かせる「夫」とは、どんな人物なのか。

「仕事辞めて、小説一本でやってみなよ」 そんな、夫の後押しを経て仕事を辞めた私。 そんで、毎日家でBL小説を書いている私。 いや、待って。 こう書くと、妻の夢を心…

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1年前
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2:で、収入源はどこよ?

私の主な収入源ですが、それは「電子書籍」です。 ちなみに、このエッセイは【電子書籍で爆稼ぎする方法!!!】みたいなHOW TOは書かれておりませんので、ご了承ください…

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1年前
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1:ランカー小説家でもないのに、仕事を辞めて「BL小説家」になる事にしました。

はじめまして、「はいじ」と申します。 2022年8月に、4年間務めた職場を辞めました。 そして、その8ヶ月後。2023年の4月。 「開業届」を出して「フリーランス」として、…

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1年前
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睡眠時間を削ってBL小説を書いていたら、夫から「仕事辞めて小説書いていいよ」と言われた主婦のお話

睡眠時間を削ってBL小説を書いていたら、夫から「仕事辞めて小説書いていいよ」と言われた主婦のお話


1:さほど読まれてませんが、仕事を辞めて「BL小説家」になる事にしました。

はじめまして、「はいじ」と申します。

2022年8月に、4年間務めた職場を辞めました。

そして、その8ヶ月後。2023年の4月。
「開業届」を出して「フリーランス」として、完全に「BL小説書き」としてやっていく事になったのです。

現在のはいじ、齢35歳です。
一応結婚してます。子供は居ません。財布は完全に別です。

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(6)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(6)【お仕事小説】

1月:くつろぎ君の本音38

 飲食店の閉店率が一体どれほどかご存知だろうか。

 一年目で約三割。二年目になると半分の五割。そして、三年目では七割もの飲食店が、閉店を余儀なくされる。

「な、んだよ。これ」

閉店のお知らせ

誠に勝手ながら、当店は十二月二十九日を持ちまして閉店いたしました。
長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

 そう、パソコンで作られた簡素なお知らせのチラシ

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(5)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(5)【お仕事小説】

12月:マスターの決断30

 十二月中旬。
 寛木君に、店の合鍵を渡してから三カ月近く経過した。

「はー、もう今年も終わりかぁ」

 あれから、本当に色々あった。
 俺は、静かな店内でそれぞれ好きに過ごす客を眺めながら思う。

「なんか、爺ちゃんの店みたいだ」

 喫茶 金平亭は今日も無事に店を開ける事が出来た。

◇◆◇

「いらっしゃいませ。あ、橘さん」
「マスター。いつものもらえる?」

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(4)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(4)【お仕事小説】

9月:くつろぎ君のやりがい23

「ゆうがくーん」
「……」

 閉店後。
 店内にカタカタとパソコンのキーボードを叩く音が響き渡る。レジを締め、収支をパソコンに打ち込むマスターの横顔は、最近どこか固い。

「はぁ」

 微かに吐かれた溜息と共に薄く目が細められ、前髪がサラリと揺れる。最初に出会った頃よりも大分伸びた髪の毛は、痛みのない黒髪で、一度も染めた事などなさそうな色艶をしている。触り心地は

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(3)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(3)【お仕事小説】

8月:マスターの葛藤15

 八月。
 喫茶金平亭は、今日も無事に店を開ける事が出来た。

「ありがとうございましたー」

 客を見送りつつ、涼しい店内から外を眺めると、コンクリートの照り返しによる熱気のせいで、遠くの景色が揺れ動いている。天気予報による最高気温は三十八度。

「暑そー」

 そういえば、今日は、田尻さんが駅前のイベントでダンスを踊る日といっていた気がする。

「……田尻さん、大丈

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(2)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(2)【お仕事小説】

7月:くつろぎ君の悩み9

 俺は、昔から女にモテた。

「ねぇねぇ、優雅くーん」
「んー?」

 ちょっとやそっとじゃない。かなりモテた。いや、モテている。現在進行形で。

「優雅くんって、もう内定もらってたよね?あの、大手不動産会社の総合職で」
「まぁねぇ」
「すごーい!あそこ、めちゃくちゃ人気だから倍率凄いのに!」

 そう言って、うっすい下着みたいな服でピッタリと俺にくっ付いてくる女子相手

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くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(1)【お仕事小説】

くつろぎ君はコーヒーがキライじゃない!(1)【お仕事小説】

プロローグ:くつろぎ君のうそ

 失敗する大人が見たかった。
 取り返しのつかない失敗をした大人が、人生に絶望する横顔を、隣で見てみたかった。

 バカで、本質を何も理解していない愚かな大人が派手に倒れる様を、興味深く、他人事として観察したかった。

 だって、俺は失敗しないから。
 だから、一度くらい失敗してみたくなった。

 でも、そんな事を言われたって実際に失敗するのは嫌だ。
 そりゃあそう

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6:フリーランスってどんな人に向いてるーー!?

6:フリーランスってどんな人に向いてるーー!?

皆さんの周りに「フリーランス」ってどのくらい居ますか?

ちなみに、仕事を辞める前までの私の周りには一人も居ませんでした。そう、普通に生きてると、会社員が圧倒的大多数なんですよねーー!

それで、ちょっと考えました。

「フリーランス」って、どんな人が向いてるのかなーって。

で、コレは完全に私の独断と偏見なんですが、「やりたい事」と「出来る事」がハッキリしてる人なんじゃないかなーって思ってて。

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5:「好き」を仕事にすると好きな事が「嫌い」になるのではないか

5:「好き」を仕事にすると好きな事が「嫌い」になるのではないか

コレ思った事ありませんかー?
私はめちゃくちゃ思ってました。

なにせ、夫から「仕事辞めて、小説でどこまでやれるか試してみなよ!」と言われた時に最初にした心配はコレでしたから。

いや、だって思いますよ。
睡眠時間が3時間しか無くても、毎日やっちゃうような事ですよ。みすみす「仕事」にして「好き」を手放すなんて勿体なさ過ぎる。

蛇足ですが、当時私はフルタイムで仕事をしながら1年間で150万文字(※

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4:妻の書いたBL小説を、夫は音声でチェックし校正する

4:妻の書いたBL小説を、夫は音声でチェックし校正する

【前回までのあらすじ】

妻の書いたBL小説(R18)の誤字脱字のチェック及び校正は、夫(not腐男子)がやっている。

大丈夫です、皆さん。

見間違いではありません。

しかも、「俺、小説読めないから」と言う事で、チェックの方法としましてはPCによる音声読み上げ機能を駆使して行われております。

つまり、機械音による無感情な女性の声で、自分の小説が読み上げられているのです。

今でこそ、イヤホ

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3:妻に仕事を辞めてBL小説を書かせる「夫」とは、どんな人物なのか。

3:妻に仕事を辞めてBL小説を書かせる「夫」とは、どんな人物なのか。

「仕事辞めて、小説一本でやってみなよ」

そんな、夫の後押しを経て仕事を辞めた私。

そんで、毎日家でBL小説を書いている私。

いや、待って。

こう書くと、妻の夢を心から応援している最高に良き夫っぽいですよね。なんだよ惚気かよ勘弁しろよって思われるかもしれない。

でも、違うんですって!

いや、確かに良いヤツには違いはないんですけど……

ちょっとだけ、私の夫について語らせてください!!

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2:で、収入源はどこよ?

2:で、収入源はどこよ?

私の主な収入源ですが、それは「電子書籍」です。

ちなみに、このエッセイは【電子書籍で爆稼ぎする方法!!!】みたいなHOW TOは書かれておりませんので、ご了承ください。

そんなモン私みたいな零細作家が知る由もないので。ていうか、私が知りたいわ。

あ、そうそう。小説だけだと本気で目標達成出来ないので、アイコン作成の依頼なんかも受け始めました。

今「へぇ、はいじって絵も描けるんだ~」って思いま

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1:ランカー小説家でもないのに、仕事を辞めて「BL小説家」になる事にしました。

1:ランカー小説家でもないのに、仕事を辞めて「BL小説家」になる事にしました。

はじめまして、「はいじ」と申します。

2022年8月に、4年間務めた職場を辞めました。

そして、その8ヶ月後。2023年の4月。
「開業届」を出して「フリーランス」として、完全に「BL小説書き」としてやっていく事になったのです。

現在のはいじ、齢34歳(2023年現在)です。
一応結婚してます。子供は居ません。財布は完全に別です。

はい、ちょっと冷静になりましょうか。
コイツ、ヤバくないで

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