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殺し屋小説の佳作

週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

2006年7月12日に投稿したブログより。

めちゃめちゃ抜きん出ている訳ではないけれども、新作が出るたびに手にしてしまう、そんな作家の一人です。

殺しの動機や、痕跡をきっちりと消して仕事をすることからも、消し屋を名乗る主人公の殺し屋小説。

一匹狼の主人公が淡々とターゲットを見定めたり、語ったりするあたりは、ローレンス・ブロックの殺し屋ケラー・シリーズを彷彿とさせます。

また、タイトル自体は殺し屋イチを何となく連想しちゃいます。

実際の主人公はイチよりも段違いでプロフェッショナルですが。

この作家は小ネタを盛り込むのが巧く、ちょっと油断すると読んでいて引き込まれていきます。

すんごいオススメってわけでもありませんが、時間がある時に読んでも損はしない筈です。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

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