156. ひとつのことを一途に務めれば、だれでもみな優れた人になり、成功した人になり、成功した人はさらに成功する。〜オリソン・スウェット・マーデン〜
みなさんこんにちは。
今回は、アメリカの事業家で米国で有名なビジネス誌success magazineの創業者であり、成功哲学の父と呼ばれた人物でもあるオリソン・スウェット・マーデンさんの格言について紹介していきます。
オリソン・スウェット・マーデンとは
1850年、アメリカのニューハンプシャーでスコットランドからの貧しい移民の子として生まれ、
幼い時期に両親を亡くし、不遇な環境の中で子ども時代を送り、
17歳の時にイギリスのサミュエル・スマイルズの世界的名著「自助論」に出会います。
いかなる環境であろうが、目標に向かって勤勉に忍耐強く取り組み、
成功を手にした多くの経営者の物語を興味深く伝えたスマイルズの1冊の本が、
人生の目標を決定させます。
「イギリスにスマイルズがいたように、自分がアメリカのスマイルズになる」
という目標のもと、
この日から
「成功するためには、どうすればよいか」
という成功への研究に没頭します。
成功の研究は医学や哲学、経済といった学問だけでなく、
「成功者、つまり成功した人間の研究」
に絞り込んで進め、
17歳から41歳までの間、成功者の成功の秘訣を書き留めました。
1891年に
「Pushing to The Front(前進あるのみ)」
という成功哲学のベストセラーを出版、
世界25カ国で翻訳され、日本でも明治時代に150万部を超える大ベストセラーになり、
明治政府が許可する英語の教科書になったほどでした。
また、マーデンの本が、
デール・カーネギーやロバートシュラー、ノーマン・ビンセント・ピール、ナポレオン・ヒル、オグ・マンディーノなどにも多大な影響を与えていることは、
彼らの著作を見ると明らかです。
その後、「忍耐力」「楽観主義」「信念」「集中力」「自信」といったテーマで45冊に及ぶ著作を発表、
1897年に人生とビジネスで成功を掴むための専門雑誌「サクセス・マガジン」を創刊します。
マーデンの成功理論は、
安易なプラス思考ではなく、究極の楽観主義
を一貫して主張しています。
失敗し挫折を経験し悲観的になった人こそ、
本当の楽観を手に入れることができる
と説き、
楽観と悲観は表裏一体の関係にあることを力説しています。
ひとつのことを一途に務めれば、だれでもみな優れた人になり、成功した人になり、成功した人はさらに成功する。
誰でもこのようになりたい、こうしていきたいという願望を持っていると思います。
その願望に対して努力をしているけど上手くいかない、
という人も多くいると思います。
今は上手くいかない、だからこそ一つのことに絞って努力をするからこそ、
その道の優れた人になり、成功した人になると言います。
マーデンさんは次のようにも言っています。
つまり、世の中を変える力はない、
と悲観的になるのではなく、
今ある環境やこれから出会う環境の中で、自分の役目を果たすことで、
いずれ結果は着いてくるものである、
といっています。
今できる最大限の努力をどれだけしているか、
その努力をすることでいずれ結果は着いてくる、
あとはどれだけ真剣に努力を積み重ねるかだといっています。
どんな経営者の方も共通していることとして、
まず動き、失敗から学ぶというのがあります。
このマーデンさんの言葉でも、
一つのことを一途に務め、結果はその後に着いてくる、
あとは成功するまで努力をすることが大事だということですね。
最後に
今回は、アメリカの事業家で米国で有名なビジネス誌success magazineの創業者であり、成功哲学の父と呼ばれた人物でもあるオリソン・スウェット・マーデンさんの格言について紹介してきました。
幼い頃にサミュエル・スマイルズの世界的名著「自助論」に出会い、
成功者の考え方や人間部分に焦点を当てて人生を通して研究を続けています。
そして、格言の通り、自信は本や人を通して、
アメリカのスマイルズになると決め、
その立ち位置を一貫して研究を続けています。
そして研究の結果分かった成功者の成功の秘訣を書き留め、
世界はこんなにもチャンスに溢れているということを広めていきます。
僕も今の仕事を通して世の中は努力次第でどれだけでも豊かにすることができる、
という価値を広めていこうと思っています。
そしてそのために自分ができることは自分が今できることを最大限やり切って、
自分を常に変化させていくこと。
自分の成長やその証として周りの仲間や自信が心も経済も豊かになることで、
さらにそれを見た人がもっと人生頑張れるなと思うことが僕のビジョンです。
そして有り難いことに自分の周りにいる人も将来に向けて努力をしている人が多いです。
そんな人たちと肩を並べて仕事や人を通じて努力を続け、
経済的にも人間的にも成長し、人生を豊かに変えていくことで、
たくさんの人の希望になれたらと思います。
人生チャレンジの連続で、
これからやりたいこともいっぱいあります。
それを全て叶えて、さらにその先自分が成長した時に、
夢をもっと広げていって、それを叶えていくのが楽しみです。
それではまたどこかで。
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