2024年振り返り
心の平穏を保つうえでは気苦労が多かった一年のような印象もありますが、良かったことを中心に振り返りたいなと思います。
1.良い人とのご縁が多かったこと
2.読みたかった本がたくさん買えたこと
3.車を買い換えて気分転換できたこと
良い人とのご縁が多かったこと
オンライン、オフラインともに人との出会いが多かった一年で、そのうち、波長が合う人にたくさん出会えたのが良かったなと思っています。
出会いには何かしらきっかけが必要となりますが、私の場合、あまり気が進まない異業種交流会に今年は珍しく参加したり、経営者同士のマッチングアプリを使ってみたり、知人からの紹介、そして地道に書いているnoteが主なきっかけです。
波長が合う人との関係は単純に居心地が良いですし、孤独になりがちな経営者の気持ちの癒しにもなります。なによりもいろんな人と接することで視野が広がるのが本当にありがたいと思っています。
自分なりに縁というものを考えると、最初に出会った人がきっかけで、わらしべ長者のようにさらに人との出会いが広がり、繋がり、それが7人目あたりになると仕事で長く付き合う関係性になる人と出会う、といったジンクスみたいな傾向が昔からあります。
不思議なもので、仕事になるかなという淡い期待で人と交わろうと思うほどほとんど当てが外れますし、お互いに下心のようなものを持って接すると結局は利害関係でしかないですし、相手が自分のことを値踏みしているのがよくわかるので、出会う人の全てとその後も付き合うということにはなりません。
出会いはあっても縁にはならない、そういう意味で等身大の自分で気楽に付き合える人に今年は数多く知り合えたのが良かったなと思います。
読みたかった本がたくさん買えたこと
読みたかった本のジャンルは相変わらず中国古典なのですが、Amazonや書店で見かけたことのない書籍をたくさん買うことができました。
今年から新規顧問先となった会社さんの近所に古本屋さんがあるのですが、その古本屋さんの品ぞろえが自分の趣味にものすごく合っていて、顧問先への毎月の訪問時についつい買ってしまうのでした。
昭和50年くらいの年代の書籍が多く、徳間書店の中国古典シリーズなどが200円くらいで買えるのでつい大人買いしてしまうのです。(すでに古本屋に行くことが目的になりつつあるかもしれません…)
自分が主に読んでいる中国古典は春秋戦国時代が多いので、宋代以降のものを特に意識して買いますし、論語や呻吟語などメジャーなものでも、訳者が異なると解説も微妙に異なるのでその違いも楽しんでいます。
車を買い換えて気分転換できたこと
実は車を買い換える予定は全くなかったのですが、今年の車検前に点検をしてもらったところ、車検を通すための最低限の修理で50万近くかかることが発覚。輸入車なので円安で部品代も高騰しているのが原因ですが、さんざん悩んだ挙句、廃車にして、急遽車探しをすることになりました。
車は基本的に好きなのですが、だからといって急な出費で予算も多く確保できないので、できれば維持費が安い方がいいなと思い、さまざまな車を検討した結果、20年落ちのパジェロミニ(H58A)を買いました。
大学生の時にジムニーに乗っていたので、もともとクロカン車が好きというのもありましたし、お金と時間に余裕があればカスタムするのも楽しいかなと思ってのことです。クロカン車で久しぶりにキャンプに行きたいなというのもあります。
まあでもBMWから軽自動車ですから落差は大きいです。乗り心地も全く異なりますし、軽自動車のくせに燃費は少々悪いけど、ハイオクからレギュラーになったし、毎年の自動車税も4分の1以下で済みますし、学生時代を思い出しながらドライブするのも楽しいなと満足しています。なので、今は車のカスタムを妄想することで楽しんでます。
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私自身の今年一年の振り返りでしたが、みなさんにもそれぞれに思い出となる出来事がたくさんあったことでしょう。
人は良かったことよりも、腹が立ったことや傷ついたことを頭に浮かべやすい傾向にあるような気がしますが、できれば良かったことを優先して思い出してみることも大切なことかなと思います。
理由は、自分を必要以上に責めたり、他人を責めて心穏やかでないのは不毛なことだからです。
自分にとって良かったことを思い出して、人から受けた恩や縁などに感謝しながら新年を迎えた方がよいスタートを切れるような気がします。