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某月某日の嵐

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私が過去に経験した(笑って許せる内容的な)思い出話です。 これもフィクションですよねぇ(゚∀゚) ソウダネ   ゲーム関係その他は別マガジンにわけてます。
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#散歩日記

親方、空から鉄骨が! (やべぇ、逃げろ!)

親方、空から鉄骨が! (やべぇ、逃げろ!)

それなりに長い年月生きているとピタゴラ装置の様な偶然の重なりによる珍しいイベントに遭遇することがあります。

自他ともに認めるイベント属性な私も流石に空から女の子が降ってきたことはありませんが・・・自転車なら降ってきたことはあるよ(゚∀゚)

この時はたしか女の子がふらついたのか田んぼにダイブした瞬間に出くわした時でした。

ええぇ(;´Д`)という驚きとともにとにかく助け出しましたよ。なんという

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漂う無力感

漂う無力感

人間は時に無力さを感じる事があります。

もう少し自分に手段があれば、他の誰かが手を伸ばせていれば、何が出来ることがあったのではないか?

そんな事を電車に座っている10分ほどの間考えていました。恐らく気まずそうに目を逸らしていた隣の女性もそうだったでしょう。

チャック全開放で目の前に立っていたおじさん。

降りていくその背中を一緒に見送りながら・・・(TдT)/∼∼∼∼∼∼

<次のお話>

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メイドさんから逃げ出して、金沢カレーを食べ損ねたお話

メイドさんから逃げ出して、金沢カレーを食べ損ねたお話

金沢カレー・・・今では方々で見かける様になってきた一大カレー勢力です。

でも10年そこそこ前だとそう簡単に食べる機会には恵まれない地方のB級グルメ枠だった記憶ですね。

これは私が東京に住んでいた頃の話ですが、とあるメイド喫茶で金沢カレーを提供しているとの記事を目にすることができました。

しかも場所は私が愛する秋葉原・・・これは行くしかねぇ!(゚∀゚)ノシ

早速休日に勢いでアキバに辿り着いた

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眩惑の剣

大した特徴もないその男の立ち姿は普通・・・だったと思う。

何故過去形なのかについては単純で今が普通ではないからだ。

最初は小さな違和感だった。

その男はこちらの存在を認めると身体を傾け獲物を構える。

利き腕と思われた右腕だけではない。反対の左手にも同じ獲物を持っている・・・二刀流だ。

男は背後に意識を残しつつもそれぞれの獲物を胸の高さ迄持ち上げる。

右・・・いや、左か?

迷いかフェイ

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仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仕事で某街に住んでいた頃のお話。
その街は仁義なき抗争が過去あった"気がする"と皆に記憶されている地域でその系譜だからか知りませんが頻繁に救急車のサイレンの音を耳にしました。

まぁ私の故郷も「カルガモの親子が横断歩道を渡りました!」という微笑ましいニュースの次に建物に銃弾が打ち込まれた事件を持ってくる様な場所なのでそう構えることはなかったです。

実際に故郷と同じでいい街だったし、逆に頻繁に走る

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