日本クローゼットツアー(4)ツアーメンバーが確定!
皆様。お久しぶりでございます!ルンナでございます!!
前回にこのNOTEを書いた時から、随分と日にちが経ってしまいました。
というのも、、、、 それもそのはず!
理由は、
この、日本クローゼットツアーを決行していたからであります!!
日本で、10回のすさまじいライブを消化してまいりましたぁ〜〜。
そして、命からがら、
なんとか、ロサンゼルスに戻ってまいりました。
前後を合わせると、結局1ヶ月以上日本に滞在していたので、前回に書いたこのNOTEは、もう遠い昔に感じてします、、、。
しかし。
ここで筆を置くわけにはまいりますまい!
早く続きを書いて〜〜〜!!
と、ファンの方からの強力なリクエストもあって(日本人の方、約一名)
老体(高齢者ともいう)に鞭打って、現在、この続きを書くべく、今、パソコンに向かっているというわけです。
今思えば、あの日本の不思議な体験はなんだったのか? 夢だったのか?
と、いう気さえしておりますが、まだ記憶が新しいうちにこうやって、文字に書きおこしておいた方がいいに違いありません。
、、、、それでは、早速、参ります。
話が少し前後しますが、この辺から始めます。
私の生まれて初めての企画書というものが、なぜか功を奏し、日本のツアーに、ジェフ・ミズシマ(以前、私のドキュメンタリーを作った監督=この見出し画像の一番左)が、いっしょに行ってくれる事になって、これで、やっとこのプロジェクトが具体的に動き始めました。
実は、このプロジェクト=クローゼットでライブをやるという企画は、私のライフ・プロジェクトで(ライフ・プロジェクトが多すぎないかい?笑)
この実況中継を以前にライブ配信した事もあったのです。
日本でも何人か、ご覧になった方がいるかとも思いますが、、、。汗
その時、実は夫のトッシュに司会として進行役をやってもらったのです。そしたら、これがかなりのハマり役で!妻の私が言うのもなんですが、なかなか、いい仕事をしてくれました。
それで、今回の日本のクローゼットツアーも、どうせ一緒に日本に行くんだし、私のカバン持ちだけではもったいない!!と、この急に思いついたアイデアをすぐにトッシュ本人に訊いてみました。
いつものように、パソコンに向かって、キーボードを打っている夫に、(夫はフリーのライターです)いきなり近づいていって、こう言いました。
そしたら、私の方を見ずに、顔はパソコンの方に向けたまま、手はキーボードで何か打ちながら
そう言っても、びくともせず、まだ手を動かしながら、パソコンを見ながら
私の方を向いて、怒鳴った!
は????
はいはい。相変わらずのおふざけを有難うね〜。
という運びで、このプロジェクトにトッシュも参加することになった。
これは、我ながら、グッドアイデアで、トッシュも参加する事になったので、このプロジェクトを「自分の事」と感じてくれ、のちに出てくるいろいろな問題に、いっしょに対処してくれる事になったからです。
ラッキー!!
さて。
ここでやっと前回のアシスタント案件に戻ります。
皆様、覚えてらっしゃいますでしょうか?
そうです。あの中国の大富豪の娘!!!
ジェフがいいと言って紹介してくれた日本語ペラペラなはずの、、、
「差額は払うので、自分だけビジネスクラスに搭乗していいか?」というアシスタント候補です。笑
後から聞いたのですが、彼女は中国の大手の映画配給会社の娘さん。
どう考えても、このシスターズのロークラスなドサ周りツアーに付き合うなんて、最初っからありえなかったのです。
結局彼女の親の反対で、この事はなかった事になり、我々は、再度、ジェフのカメラ・アシスタントおよび通訳の人材探しが、イチからはじまりました。
ここで、夫のトッシュが、先ほども申しましたが、自分も出演することになったので、いつになくマッチョな態度で、(日頃は文系)
「僕にまかせろ!まあ、見てな!」とばかり、助けてくれる事になった。
そして、日本に住んでいる人で、カメラ・アシスタントもできるバイリンガルの人がいいだろう!と、いろいろと探してみたところ、スパークスのラッセルが、前回の日本に行った時にお世話になった人で、ジョン・ルイスさん(見出し画像の真ん中)という人推してくれたので、さっそくトッシュ系由で連絡してもらった。
返事はすぐ来た。
自分は通訳は大丈夫だが、カメラのアシスタントがどの程度できるかどうか?わからない。という事だったので、「一度、ズームでミーティングしましょう」という運びとなり、私とトッシュ、ジェフとジョンさんと四人で、スクリーン越しに面会した。
まず、開口一番に、私が、いかにも業界的な愛想のよさで、
このジョンさんは、
ニコリともせず、ひとこと。
続けて、トッシュです。ジェフです。などと紹介しても、表情を変えず
そして、この度の経緯、日程などの確認をしても、ただ淡々を聞いているだけで、特に何も言わなかった、、、、。
私は、人間関係は、ただでさえグルーヴ重視(チャラさ加減ともいう)
いっしょにツアーに行くという事は、二週間近くいっしょにいるので、正直、大丈夫かな〜???と、ちょっと不安になった、、、。
話はただ、たんたんと進んでゆき、ジェフがこの仕事はカメラのアシスタントよりも通訳の方に重点をおいているので、カメラ操作などは、簡単なもの云々というような説明をした。
相変わらず、ジョンさんは表情も変えずに、ただ頷いているだけであった。
そして、今度は私がプロジェクトの内容を話します。と言って、
この時、はじめて、空気が変わった。
いきなり。。。
ニッタ〜〜〜〜、 と、笑った!!のだ。
このタイミングでのこの反応!!!
絶妙な瞬間であった。
私は何かひっかかりがとれ、ちょっと、ほっとした。
と同時に、これだったら大丈夫そうだ!!と確信した。
スケジュール調整も終わり、ジョンさんに決定!
ふう〜〜!!よかった!これで、一つ前に進んだ。
やっと全員のスタッフが揃った。
それにしても、
理解と不安のスレスレのあの笑いのタイミング!!
彼の沸点の隠れたリズム感!
これは単なる偶然ではないだろう、何かある!
この直感は的中した!!
日程が進むにつれ、彼は徐々にその本領を発揮しだして、
彼独特の冷めた熱量で
我々をガンガン、引っ張ってゆく存在になっていった。
つづく。
L*
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