高橋剛

フリーライター/エディター。千葉県いすみ市在住。バイク乗ってクルマ走らせ猫愛でて釣りし…

高橋剛

フリーライター/エディター。千葉県いすみ市在住。バイク乗ってクルマ走らせ猫愛でて釣りして音楽聴いて映画観て本読んで風呂入って寝てからの原稿書き。

記事一覧

奇数が好きだ。 1、3、5、7…。iPhoneは8を長く使ったが、正直、苦痛だった。13 proにして落ち着いた日々を過ごしていたものの、16には惹かれている。16は、偶数の中でも異例に好きな数字だからだ。ただ、モノとしてはさほど魅力的じゃないんだよね。素直に17を待つかなぁ…。

高橋剛
10日前
1

ツクツクボウシが1匹だけで鳴いていた。夏を寝坊したのかな。

高橋剛
3週間前
1

衰えたり、できなくなったり、失ったものもあれば、よく見えるようになったり、より深く理解できたり、新たに獲得できるものもある。マイナスとプラス、今はまだプラスの方が多いけれど、ほどなくしてマイナスに飲み込まれてしまいそうな切迫した予感もある。だから、今やれると思うことを、今やろう。

高橋剛
1か月前
1

サーキットの空に、秋の気配。

高橋剛
1か月前

雨上がりの朝、杉のこずえでスズメが飛び跳ねると、銀色のしずくが明るいリズムで地面を叩いた。

高橋剛
1か月前
1

虹の着地点。

地元の町がカラフルに輝いていた。

高橋剛
1か月前
2

朝風と夕風が涼しくなった。夜が必ず明けるように、夏も必ず終わる。そして朝になれば夜が恋しく、冬になれば夏が待ち遠しい。

友人の何人かが病を患い、仕事をひと休みした。ひとりは自覚症状がなく、健康診断で発覚したそうだ。自分の体に何が起きているのか自分では分からないのって、怖いよね。

高橋剛
1か月前
1

全日本ロードJSB1000で水野涼&ドゥカティ・パニガーレV4Rが優勝! は、いいけど…。鈴鹿8耐で優勝した高橋巧が6位、名越哲平が7位って、ホンダの取り組みをどう受け止めればいいんだ? MotoGPも含めたホンダの二輪レース戦略が興味深い。本当のところをガッツリと聞いてみたい。

高橋剛
1か月前
1

今夏はセミの声がかなり少ない。特にアブラゼミ。もっとも元気に鳴きまくるはずの彼らが、妙に静かだ。このまま秋になってしまうのかな…。アブラゼミなんか「いて当たり前」な存在だっただけに、とても気になる。田舎に住んでると生き物の年毎の移ろいが感じられるけど、全体的に減少傾向なのが怖い。

高橋剛
1か月前
1

ひとりだけで、ただ海を眺めるだけの30分。潮騒とともに流れ去っていくもの。その隙間に入り込んでくるもの。行ったり、来たり。

高橋剛
1か月前
1

【映画鑑賞】ウルフ・オブ・ウォール・ストリート/エグい。金融業界には興味も接点もないが、「このままでいいや…」と思う。レオナルド・ディカプリオ演じる主役はろくでなしの金融マンなのだが、レオではカッコよすぎる。徹底的に汚れてほしいのに、ふとした表情に正義性が見えてしまうのが惜しい。

高橋剛
1か月前
1

初めての南紀白浜空港(7/30撮影)。羽田への機内にはパンダの帽子をかぶっている子供たちがたくさんいて、うらやましかった。アドベンチャーワールドにはパンダが4頭いるんだよね。行ってみたかったな……。

高橋剛
2か月前

二輪レースを感動ポルノに

もともと感動屋の泣き虫なので、映画でもテレビ番組でも何でもかんでもよく泣く。というわけで、北京五輪もとにかく泣いた。 誰かがメダルを獲っちゃ泣き、獲らなきゃ泣き…

高橋剛
2年前
3

人への興味

インタビュー仕事の現場には、話の聞き手である僕のほかに何人か同席することがある。たいていは静かに話を聞き、相槌を打っている。 でもたまに、「あのう、ちょっと伺い…

高橋剛
2年前
5

大人になったノリック

 日本グランプリは、阿部典史のためにある。'94年には、鈴鹿サーキットで劇的なGPデビューを果たした。そして歓喜の涙でぐしゃぐしゃになった'96年の優勝。ファンも、そし…

高橋剛
4年前
2

noteがあった

何かを書き留めておきたいと思った時に、ブログはなかなかいい存在だ。まったく人に見せない覚え書きにiPhoneのメモアプリを使っているが、やはり緊張感がなく、とりとめも…

高橋剛
4年前
2

奇数が好きだ。 1、3、5、7…。iPhoneは8を長く使ったが、正直、苦痛だった。13 proにして落ち着いた日々を過ごしていたものの、16には惹かれている。16は、偶数の中でも異例に好きな数字だからだ。ただ、モノとしてはさほど魅力的じゃないんだよね。素直に17を待つかなぁ…。

ツクツクボウシが1匹だけで鳴いていた。夏を寝坊したのかな。

衰えたり、できなくなったり、失ったものもあれば、よく見えるようになったり、より深く理解できたり、新たに獲得できるものもある。マイナスとプラス、今はまだプラスの方が多いけれど、ほどなくしてマイナスに飲み込まれてしまいそうな切迫した予感もある。だから、今やれると思うことを、今やろう。

サーキットの空に、秋の気配。

雨上がりの朝、杉のこずえでスズメが飛び跳ねると、銀色のしずくが明るいリズムで地面を叩いた。

虹の着地点。

地元の町がカラフルに輝いていた。

朝風と夕風が涼しくなった。夜が必ず明けるように、夏も必ず終わる。そして朝になれば夜が恋しく、冬になれば夏が待ち遠しい。

友人の何人かが病を患い、仕事をひと休みした。ひとりは自覚症状がなく、健康診断で発覚したそうだ。自分の体に何が起きているのか自分では分からないのって、怖いよね。

全日本ロードJSB1000で水野涼&ドゥカティ・パニガーレV4Rが優勝! は、いいけど…。鈴鹿8耐で優勝した高橋巧が6位、名越哲平が7位って、ホンダの取り組みをどう受け止めればいいんだ? MotoGPも含めたホンダの二輪レース戦略が興味深い。本当のところをガッツリと聞いてみたい。

今夏はセミの声がかなり少ない。特にアブラゼミ。もっとも元気に鳴きまくるはずの彼らが、妙に静かだ。このまま秋になってしまうのかな…。アブラゼミなんか「いて当たり前」な存在だっただけに、とても気になる。田舎に住んでると生き物の年毎の移ろいが感じられるけど、全体的に減少傾向なのが怖い。

ひとりだけで、ただ海を眺めるだけの30分。潮騒とともに流れ去っていくもの。その隙間に入り込んでくるもの。行ったり、来たり。

【映画鑑賞】ウルフ・オブ・ウォール・ストリート/エグい。金融業界には興味も接点もないが、「このままでいいや…」と思う。レオナルド・ディカプリオ演じる主役はろくでなしの金融マンなのだが、レオではカッコよすぎる。徹底的に汚れてほしいのに、ふとした表情に正義性が見えてしまうのが惜しい。

初めての南紀白浜空港(7/30撮影)。羽田への機内にはパンダの帽子をかぶっている子供たちがたくさんいて、うらやましかった。アドベンチャーワールドにはパンダが4頭いるんだよね。行ってみたかったな……。

二輪レースを感動ポルノに

二輪レースを感動ポルノに

もともと感動屋の泣き虫なので、映画でもテレビ番組でも何でもかんでもよく泣く。というわけで、北京五輪もとにかく泣いた。

誰かがメダルを獲っちゃ泣き、獲らなきゃ泣き、という具合で、つまり常時泣きまくりだ。五輪そのものについては複雑な思いや考えがあるけれど、スポーツという行為自体は本当に素晴らしいと思う。

報道の仕方など「感動ポルノ」などと揶揄されることも多々ある。安っぽい、という意味合いで使われる

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人への興味

人への興味

インタビュー仕事の現場には、話の聞き手である僕のほかに何人か同席することがある。たいていは静かに話を聞き、相槌を打っている。

でもたまに、「あのう、ちょっと伺いたいんですけど……」と、遠慮がちに会話に割って入ってくることがある。その瞬間が、僕は大好きだ。

なんてことを言うと、たいてい驚かれる。「邪魔された」と腹を立てるインタビュアーは少なくないそうなのだ。僕はまったく逆だ。邪魔だと感じることは

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大人になったノリック

 日本グランプリは、阿部典史のためにある。'94年には、鈴鹿サーキットで劇的なGPデビューを果たした。そして歓喜の涙でぐしゃぐしゃになった'96年の優勝。ファンも、そして阿部自身も、あのレースの再現に期待しているのだ。……もっともそれは、阿部がまだあの1勝しか挙げていないことを際立たせるのだが。

 '98年の日本グランプリは、阿部(Yamaha Team Rainey)にとって散々なレースになっ

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noteがあった

何かを書き留めておきたいと思った時に、ブログはなかなかいい存在だ。まったく人に見せない覚え書きにiPhoneのメモアプリを使っているが、やはり緊張感がなく、とりとめもない。このnoteにしても多くの人の目に触れるわけじゃないけれど、一応は公の場だ。いすみの田舎でもパジャマで出歩くことはなく、最低でもジャージぐらいは身につける。その程度の緊張感──文章として最低限の身だしなみは調えてもいい。

NI

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