高橋剛

フリーライター/エディター。千葉県いすみ市在住。バイク乗ってクルマ走らせ猫愛でて釣りし…

高橋剛

フリーライター/エディター。千葉県いすみ市在住。バイク乗ってクルマ走らせ猫愛でて釣りして音楽聴いて映画観て本読んで風呂入って寝てからの原稿書き。

最近の記事

衰えたり、できなくなったり、失ったものもあれば、よく見えるようになったり、より深く理解できたり、新たに獲得できるものもある。マイナスとプラス、今はまだプラスの方が多いけれど、ほどなくしてマイナスに飲み込まれてしまいそうな切迫した予感もある。だから、今やれると思うことを、今やろう。

衰えたり、できなくなったり、失ったものもあれば、よく見えるようになったり、より深く理解できたり、新たに獲得できるものもある。マイナスとプラス、今はまだプラスの方が多いけれど、ほどなくしてマイナスに飲み込まれてしまいそうな切迫した予感もある。だから、今やれると思うことを、今やろう。

    朝風と夕風が涼しくなった。夜が必ず明けるように、夏も必ず終わる。そして朝になれば夜が恋しく、冬になれば夏が待ち遠しい。 友人の何人かが病を患い、仕事をひと休みした。ひとりは自覚症状がなく、健康診断で発覚したそうだ。自分の体に何が起きているのか自分では分からないのって、怖いよね。

    朝風と夕風が涼しくなった。夜が必ず明けるように、夏も必ず終わる。そして朝になれば夜が恋しく、冬になれば夏が待ち遠しい。 友人の何人かが病を患い、仕事をひと休みした。ひとりは自覚症状がなく、健康診断で発覚したそうだ。自分の体に何が起きているのか自分では分からないのって、怖いよね。

    全日本ロードJSB1000で水野涼&ドゥカティ・パニガーレV4Rが優勝! は、いいけど…。鈴鹿8耐で優勝した高橋巧が6位、名越哲平が7位って、ホンダの取り組みをどう受け止めればいいんだ? MotoGPも含めたホンダの二輪レース戦略が興味深い。本当のところをガッツリと聞いてみたい。

    全日本ロードJSB1000で水野涼&ドゥカティ・パニガーレV4Rが優勝! は、いいけど…。鈴鹿8耐で優勝した高橋巧が6位、名越哲平が7位って、ホンダの取り組みをどう受け止めればいいんだ? MotoGPも含めたホンダの二輪レース戦略が興味深い。本当のところをガッツリと聞いてみたい。

    今夏はセミの声がかなり少ない。特にアブラゼミ。もっとも元気に鳴きまくるはずの彼らが、妙に静かだ。このまま秋になってしまうのかな…。アブラゼミなんか「いて当たり前」な存在だっただけに、とても気になる。田舎に住んでると生き物の年毎の移ろいが感じられるけど、全体的に減少傾向なのが怖い。

    今夏はセミの声がかなり少ない。特にアブラゼミ。もっとも元気に鳴きまくるはずの彼らが、妙に静かだ。このまま秋になってしまうのかな…。アブラゼミなんか「いて当たり前」な存在だっただけに、とても気になる。田舎に住んでると生き物の年毎の移ろいが感じられるけど、全体的に減少傾向なのが怖い。

    ひとりだけで、ただ海を眺めるだけの30分。潮騒とともに流れ去っていくもの。その隙間に入り込んでくるもの。行ったり、来たり。

    ひとりだけで、ただ海を眺めるだけの30分。潮騒とともに流れ去っていくもの。その隙間に入り込んでくるもの。行ったり、来たり。

    【映画鑑賞】ウルフ・オブ・ウォール・ストリート/エグい。金融業界には興味も接点もないが、「このままでいいや…」と思う。レオナルド・ディカプリオ演じる主役はろくでなしの金融マンなのだが、レオではカッコよすぎる。徹底的に汚れてほしいのに、ふとした表情に正義性が見えてしまうのが惜しい。

    【映画鑑賞】ウルフ・オブ・ウォール・ストリート/エグい。金融業界には興味も接点もないが、「このままでいいや…」と思う。レオナルド・ディカプリオ演じる主役はろくでなしの金融マンなのだが、レオではカッコよすぎる。徹底的に汚れてほしいのに、ふとした表情に正義性が見えてしまうのが惜しい。

    初めての南紀白浜空港(7/30撮影)。羽田への機内にはパンダの帽子をかぶっている子供たちがたくさんいて、うらやましかった。アドベンチャーワールドにはパンダが4頭いるんだよね。行ってみたかったな……。

    初めての南紀白浜空港(7/30撮影)。羽田への機内にはパンダの帽子をかぶっている子供たちがたくさんいて、うらやましかった。アドベンチャーワールドにはパンダが4頭いるんだよね。行ってみたかったな……。

    二輪レースを感動ポルノに

    もともと感動屋の泣き虫なので、映画でもテレビ番組でも何でもかんでもよく泣く。というわけで、北京五輪もとにかく泣いた。 誰かがメダルを獲っちゃ泣き、獲らなきゃ泣き、という具合で、つまり常時泣きまくりだ。五輪そのものについては複雑な思いや考えがあるけれど、スポーツという行為自体は本当に素晴らしいと思う。 報道の仕方など「感動ポルノ」などと揶揄されることも多々ある。安っぽい、という意味合いで使われる言葉だが、メディアの端っこにいる人間としては、「おいおい」と思う。人を感動させる

    二輪レースを感動ポルノに

    人への興味

    インタビュー仕事の現場には、話の聞き手である僕のほかに何人か同席することがある。たいていは静かに話を聞き、相槌を打っている。 でもたまに、「あのう、ちょっと伺いたいんですけど……」と、遠慮がちに会話に割って入ってくることがある。その瞬間が、僕は大好きだ。 なんてことを言うと、たいてい驚かれる。「邪魔された」と腹を立てるインタビュアーは少なくないそうなのだ。僕はまったく逆だ。邪魔だと感じることはほとんどないし、むしろ、同じ部屋の中にいて人と面と向かっているのに、聞きたいこと

    人への興味

    大人になったノリック

     日本グランプリは、阿部典史のためにある。'94年には、鈴鹿サーキットで劇的なGPデビューを果たした。そして歓喜の涙でぐしゃぐしゃになった'96年の優勝。ファンも、そして阿部自身も、あのレースの再現に期待しているのだ。……もっともそれは、阿部がまだあの1勝しか挙げていないことを際立たせるのだが。  '98年の日本グランプリは、阿部(Yamaha Team Rainey)にとって散々なレースになってしまった。決勝12周目、テールを振られた岡田忠之(Repsol Honda)の

    大人になったノリック

    noteがあった

    何かを書き留めておきたいと思った時に、ブログはなかなかいい存在だ。まったく人に見せない覚え書きにiPhoneのメモアプリを使っているが、やはり緊張感がなく、とりとめもない。このnoteにしても多くの人の目に触れるわけじゃないけれど、一応は公の場だ。いすみの田舎でもパジャマで出歩くことはなく、最低でもジャージぐらいは身につける。その程度の緊張感──文章として最低限の身だしなみは調えてもいい。 NIFTYにもブログを持っているけど、たまにはフォーマットを変えたくなる。刺激が欲し

    noteがあった

    「人体の衝撃耐性」と「バイクに乗ること」

     交通事故関連の学術論文をいくつか拾い読みしていて知ったのだが、どうやら「55歳を過ぎると人体の衝撃耐性はひときわ低下する」というのが定説らしい。交通事故によって同じような外傷を負っても、55歳未満より55歳以上の方が重篤化しやすい、というのだ。 「年齢を重ねるにつれて、人体は衝撃に弱くなる」とは、いかにも想像しやすい話だ。年を取れば外郭である筋力が落ちていき、柱である骨が脆くなるのだから、当たり前といえば当たり前、自然の摂理というものだ。しかし、自分の体に当てはめると、な

    「人体の衝撃耐性」と「バイクに乗ること」

    世界王者・原田哲也の伝染力

    (BGM:中盤「地上の星」、後半「ヘッドライト・テールライト」by 中島みゆき) その日、世界チャンピオンの原田哲也さんは、いかにも具合が悪そうだった。風邪だった。 取材が進むにつれて、顔色が悪くなっていく。でも、その日の仕事はインプレッションだった。サーキットで、多数のバイクを走らせる。風邪引きの身には、楽な仕事ではなかった。 「大丈夫ですか?」 気遣う、スタッフ。 「全然平気だよ」 原田さんは、そう繰り返した。 具合の悪さを感じさせない、力走

    世界王者・原田哲也の伝染力