国立大学信仰は今や迷信?:大学関係者のつぶやきに見る国立大学の現在地

この記事では、国立大学関係者や大学業界人のつぶやきをキュレーションしました(不特定多数が閲覧可能なオープンアカウントのものです)。国立大学の現状を理解する上で役立つことと思います。


国立大学は基本的に貧乏


笑い事ではないしわ寄せは授業や研究にも


実験設備や実験器具も不十分


予算が減り教員規模も縮小…学べたことが学べなくなる


旧帝国大学の設備はまだマシという話も聞かれるが、しかし…


教員を削減した結果、開講科目は減った上、非専門家を教壇に立たせる


国立大学からの「脱出」が大学教員業界のトレンド…国立大学は教員の質を保てているのか?


大学選びで気を付けたいこと

私たちは、日々の暮らしの中で数百円の食品を買うときでさえ、原材料や原産地を確認して、品質に納得してから購入します。対して大学教育においては、数百万円~数千万円もの費用が掛かる投資であるにもかかわらず、国立大学という看板を妄信して教育の中身をろくに確認せずに子供を進学させている家庭が少なくないのではないでしょうか。受験生本人やその家族には、受験候補の大学についてオープンキャンパスで施設・設備を確認したり、学部のカリキュラムにある開講科目や専任教員の人数・陣容を他大学ときちんと比較したりすることをお勧めします。これは国立大学に限らず、公立大学や私立大学においても同様です。

国立大学は今や「安かろう悪かろう」と揶揄されてもおかしくない状態のように見えます。国立大学よりも、大都市圏(首都圏・近畿圏・中京圏・福岡県)のリッチな有力私立大学の方が良い教育を行っているケースも少なからず見つけられるのではないかと思われます。虚心坦懐に大学を比較して進学先を決めたいものです。

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