【双方向note#5】世の中は良い方向に向かっているか

※いつものとおりこの記事は、内容自体は全文無料で読めます。

すっかり恒例（？）「双方向note」！

お世話になっているフォロワーさんについてガンガン取り上げていきます！

第３弾もお楽しみください！

※当シリーズのナンバリングは私の好きな素数で振っています。私は素数が大好きです。自分自身でしか割れない生き方ってカッコ良いですよね🧡

今回は、yuzuさんの「世の中は良い方向に向かっているか」と題する記事について取り上げます。こちら、ぜひお読みになってください。

☆あらすじ

話の始まりは、「ゆい」さんのこのようなツイートです。

父は「LGBT？エルジービーテー？？ってなんだ？」って言うし「男が外で仕事 女は家、これが正しいんだ」って言うし「痴漢された？自慢か？」って言うし「韓国人は〜」「中国人は〜」って言うし、お祭りで障害者の方が近くに座るとゴミを見るような態度とるし
それが親世代なんだよなあ…変化が急激。

— ゆい (@mrr_nn) September 14, 2020

良くなっていくといいけど…。つるのなんとかの周辺見てると本当に未来に希望が持てなくなる。

— ゆい (@mrr_nn) September 14, 2020

※ちょうどタイムリーに、私もつるの氏のツイートについて思うところを記したばかりですので、こちらの記事もよろしければもどうぞ。

この「ゆい」さんのツイートに対してyuzuさんは最初はリプを返そうとしたのですが、ちょっと長くなりそうだからとnoteにまとめることにしました。それが上にご紹介した記事というわけです。

yuzuさんは、「（多様性や差別に関する意識の）世代間格差（ジェネレーションギャップ）が完全に埋まるのは容易ではないが、世の中は確実に良い方向に変化してきている」と結論づけています。その良い変化の実例として、SNSなど声を上げる手段の発達による発信者・受け手双方の意識変容を挙げています。

私もそのことに異論ありません。ここでは、少し違った角度から検討を加えてみます。

☆日本の世代間格差は小さくはない

最近こそ、同じ政権が７年８か月も続くなど、日本も同じ（悪い）状態が長く固定されている感がありますが、それはどちらかというと例外です。戦中・戦後の日本はむしろ、目まぐるしく変化してきたと言えると思います。

戦争が終わったら価値観が真逆になって、どん底の社会だと思ったら急に高度経済成長期を迎えます。進学率が大幅に上昇し、良い大学に入れば良い企業に就職できて一生幸せ、なんて言われてたと思ったらバブルも終身雇用制度も崩壊し、我武者羅に頑張るより個性やゆとりが大事、とか言われてたら新自由主義が跋扈しだして、ズルズルとジリ貧になって現在に至る、みたいな感じでしょうか（めっちゃ大雑把ですが😝）。

何が言いたいかというと、日本は生まれてくるのが10年も遅いと、体験する社会の様子が全然違うということです。

ですから、世代間格差というものは決して小さくないということは一般論として言えるかと思います。「ゆい」さんとお父様のように。

☆分断は「世代間」で起きているのか？

しかし、私はこうも思います。今から、ちょっと人物名を列挙してみます。括弧内は今日（2020/9/18）現在のご年齢です。

宇都宮けんじ先生（73）、志位和夫委員長（66）、福島みずほ党首（64）、小池晃書記局長（60）、枝野幸男党首（56）、小泉今日子さん（54）。

…もう、私が何を言いたいか察していただけましたね。ちなみに、ダレノガレ明美さんは30歳、さっしーこと指原莉乃さんは27歳です。また、いわゆるネトウヨには大学生や高校生も多く存在することが知られています。

結局、世代に関係なく、価値観をアップデートできている人はできているし、そうじゃない人はそうじゃない、ということではないかとも思うのですね。学ぶ者と学ぼうとしない者の差に過ぎないのではないかと。（あくまでも一般論として申し上げております。「ゆい」さんのお父様を言っているわけではありません🙇‍♀️）

もちろん、全体的な傾向とか平均値とかはもしかしたら統計学的に有意に差があるのかもしれません。しかし、こういう問題を議論するときに全体的な傾向や平均はそれほど大きな意味を持たないような気もします。

☆まとめ　私の処方箋

✅老いも若きも、学びを継続し時代に即して知識も価値観もアップデートし続けよう！

✅特に若者は高齢世代より人数が少なく不利な側面が大きい。選挙など意思決定に参画できる機会を放棄しないこと！

✅打てば響きそう、話せばわからないこともなさそうな人を相手に、対話や議論を通じてのアウフヘーベンに勤しむべし！

※アウフヘーベンとは？　…こちらをどうぞ。

そして上記のようにインプット・成長を続ける一方で、yuzuさんも仰るとおり、アウトプット・声を上げ続けることが大前提として重要です。世の中は良い方向に変化しつつあります。しかし、その変化を維持し、あるいはもっと加速するには、私たちの不断の努力が必要なのです。

✅（参考）日本国憲法12条

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

※「公共の福祉」の意味するところはこちらをどうぞ。

さて、「双方向note」いかがでしたか？

ぜひ、たくさんのご質問やご意見、リクエスト、そしてサポート＆オススメをお待ちしております！「スキ」と「コメント」励みになります！コペル＆アヤでした！またねー！🧡

☆追伸

本文にうまく入らなかったので追伸という形で。

「ゆい」さんの固定ツイートが、かなり読みごたえがある、非常に考えさせられる内容です。１つめのツイートだけ貼っておきます。一連のツイート、ぜひご覧ください🙇‍♀️

「ねえ先生、赤ちゃんってどうやって作るんですかー？」 「ナマでヤったんだ」「変態」…
小学校や中学校で、若い女性の先生が妊娠すると、男子児童や男子生徒がその先生に嫌がらせをするのを知っていますか？
以下は、私の知人で小学校教諭をしている20代の女性から聞いたあるクラスの話です。→

— ゆい (@mrr_nn) April 13, 2020

この記事を書いたコペル＆アヤはこんな人です🙇‍♀️

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