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ジェイムス・ラヴクローフ『シャーロック・ホームズとサセックスの海魔』
シャーロック・ホームズ×クトゥルー神話シリーズ「クトゥルーケース」最終巻!
この巻のホームズは、引退して養蜂などをしながら余生を送り……つつ、やっぱり闇の力と戦っている。
そして、長きに渡るルルロイグとの戦いに、遂に決着の時が訪れる。
世界大戦前という歴史的背景を取り入れているのも、今回の魅力。しかし、戦前戦中のドイツの扱いって、大概ひどいな。
ドリームランドについてもしっかり触れられて
ジェイムズ・ラヴグローヴ『シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪』
待望のシャーロック・ホームズ×クトゥルフ神話パスティーシュシリーズ第2弾!
ホームズとワトソンが、知恵と推理力を駆使して、邪悪な存在と闘っていくシリーズです。
今回は、脳の一部を入れ換えると人格が入れ替わるという架空の科学技術もあって、空想科学小説っぽさも加わっていてとても面白い。展開が読めてしまった部分もあったけれど、それでも十分に楽しめました。
特に「ルルロイグ」の正体は……これでこそ
明神しじま『あれは子どものための歌』
ミステリー要素アリのファンタジーが好きな人に朗報!この本は、話が進んでいくなかで、だんだんと真相が明かされていくタイプの謎があるファンタジーです。
一話一話、独立した話として読んでもよいのだけど、やはり連作短編として固め読みするのが是非ともオススメ。最後の物語では、それまでの物語が全て合わさって、素敵なエンディングが待っています。
ちなみに個別の話として私が好きなのは、並行して語られる三つの
映画「クラメルカガリ」
見てきました、クラメルカガリ!
クラユカバを本来先に見るべきなのでしょうが、そちらはBlu-rayを購入してきました。
絶対にBlu-rayとパンフレットが欲しかったので、交通費はかかるけれどマイナーな映画を見る人があまり行かなさそうな映画館で公開した週に見てきました。ふふふ。
クラメルカガリのシナリオ原案は、『バッカーノ!』『デュラララ!!』の成田良悟です。そして私はナリター(成田オタク