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【押さえておきたい】エンタメコンテンツの企画における三大要素

僕は、企画・プロデュースの仕事をしています。
広告の仕事に10年ほど携わった後に、エンターテインメント(エンタメ)向けの会社に転職し、いくつかのコンテンツを手がけてきました。

業界が変わった時に、生まれてきてから触れてきた映画・漫画・アニメ・ゲームなど数多くの作品に共通する「面白い」と思える感覚。その感覚とは一体何なのだろうと今一度考え直してみることにしました。作品をあらためて見直していく中で発見したのが、ある共通する3つの要素があるということ。
これを発見してからも、面白い作品に出会う度にこの要素を照らし合わせてみると、ちゃんと入っていることを知り、以降これを1つの武器として自分の企画に取り入れることにしています。

これは、プランナーやプロデューサーだけでなく、実際に手を動かされる方も知っておくことで個人や少人数で制作される際にも役立つかと思います。
制作がスタートしたら方向転換させていくのが大変なので、事前にこの3つの要素が入っているかを確認しながら進めていくのが良いと思います。

それでは、これから実際にある大ヒット作品の例もいくつか踏まえて、3つの要素について説明していきたいと思います。

以下の本文に出てくる参考作品:
『ウルトラマン』『新世紀エヴァンゲリオン』『進撃の巨人』『シンデレラ』『ロミオとジュリエット』『ローマの休日』『プリティ・ウーマン』『ライオン・キング』『ブラックパンサー』『バーフバリ』『スーパーマリオブラザーズ』『ストリートファイターシリーズ』『100日後に死ぬワニ』

三大要素とは

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