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スポーツは結果が全てなのか?
開幕から一週間以上が経過した東京オリンピック。
テレビや新聞にはメダルを獲得した日本人選手たちの笑顔が並んでいる。
そこでアスリートに突き付けられるのは「メダルを獲得したか、しないか」「メダルの色は金か、それ以外か」であり、正に「結果が全て」である。
確かに、4年に1度という大舞台で、家族や仲間、国民の思いを背負いながら結果を残すアスリートの姿はスポーツ、オリンピックの一番の魅力かもしれない。
ジェシー・マーシュ監督就任後のリーズユナイテッドに見えた変化
2022年2月27日、リーズユナイテッドはマルセロ・ビエルサ監督の解任を公式発表した。
2018年に監督に就任すると2020年にはクラブを16年ぶりのプレミアリーグ へと導いたビエルサ。彼はそうした結果以上に、サッカーへの深い愛情とジェットコースターのようにスリリングでスペクタクルな体験をクラブに、そしてサポーターにもたらしてくれた。
そんなクラブの恩人との別れは苦しい。
それでもシーズンは続く
プレミアリーグ 第23節 リーズVSニューカッスル マッチレビュー
スタメン
フォーメーションはどちらも4-3-3。
リーズは前節負傷したフィルポとフォーショーに代わりジョレンテとロドリゴがスタメンに起用された。
前半(1) ビルドアップの整備ボール保持率は60%以上、xGでも前半立ち上がり以降は相手を上回る数値を出し続けたリーズ。
前節ウェストハム戦以上に、ゲームを支配していた印象を受けた。
中でも前半10分から30分過ぎまでの20分間は多くのチャンスを作
プレミアリーグ 第22節 リーズVSウェストハム 雑感
第3節からサボリにサボって前半戦が終わってしまったマッチレビュー、再開に向けて第22節の雑感とリーズの現状について少しだけまとめてみる。
まずは、22節モイーズ率いるウェストハムとの一戦。
スタメン
スタメンを見ると相変わらず怪我による人員不足が目立つリーズ 。
主力級だと、アンカーのフィリップス、FWバンフォード、中盤のロバーツが欠場。
さらには、一時期バンフォードの代役として期待されたゲ
カタールW杯 欧州予選 グループC 第9節 イタリアVSスイス レビュー
久々のnote更新、今回はストレートインか地獄のプレーオフ行きかを分ける重要な一戦となった首位イタリア対2位スイスの直接対決を見ていく。
両チームのスタメンはこちら
前半(1)起点は左サイドスイスでの前回対戦やユーロでの戦い方を見てもボール保持のイタリアに対して、守備からのカウンターを狙うスイスという構図になるのは明白であった。
ここで1つ目のポイントとなるのはスイスのプレスラインだ。
スイ
2021.8.29 プレミアリーグ 第3節 リーズVSバーンリー マッチレビュー
代表ウィーク前最後の試合となったプレミアリーグ、リーズは今季初勝利を掴めたのか。
早速、試合を見ていこう。
スタメン
<前半>(1)ゲームモデルの再確認前節エヴァートン戦では、相手を押し込みながらもゴール前の迫力に欠けたリーズ、この試合ではビルドアップ局面で変化が見られた。
それは、相手DFラインの背後を狙ったボールの増加である。
スタッツを見てみると、前節のリーズのロングボール/総パス比率
2021.8.21 プレミアリーグ第2節 リーズvsエヴァートン レビュー
満員のエランド・ロードで迎えたホーム開幕戦、リーズは今シーズン初勝利を掴めたのか。
早速、試合を見ていこう。
スタメン
<前半>(1)内と外の使い分け試合全体を通してポゼッション率はリーズ70%:エヴァートン30%、より長い時間ボールを保持したのはリーズの方であった。
無理してプレスには行かず、4-4-2(4-5-1)のブロックを組むエヴァートンに対してリーズはどのように振る舞ったか。
リ
プレミアリーグ 第1節 リーズユナイテッドVSマンチェスターユナイテッド レビュー
欧州にフットボールのある日常が帰ってきた。
21-22シーズンの開幕節、ビエルサのリーズは赤い悪魔の本拠地に乗り込んだ。
早速試合を見て行こう。
スタメン
<前半>(1)立ち上がりの攻防立ち上がりの15分は互いにボールが落ち着かず、オープンな展開が続いた。
その中で鍵となったのが、リーズが自陣でボールを奪った瞬間=ユナイテッドがボールを失った瞬間だ。
ユナイテッドは、ボールを失った瞬間に相手
2021.6.20 Jリーグ第18節 浦和レッズVS湘南ベルマーレ マッチレビュー
<前半>
(1)湘南のWB前半開始からボールを握ったのは浦和であった。後方から丁寧にボールを繋ぎゴールを目指す。
そうした浦和に対して、湘南は引いてブロックを組むのではなく、前線から積極的にボールを奪う守備を選択した。まず最初に、浦和のビルドアップに対する湘南のプレッシングについて見ていこう。
湘南のプレスで一番特徴的だったのがWBだ。WBには浦和のWGを監視するのではなく、SBに対してプレスを