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【FOMC/BOJを終えて】2024年vol.36 9月16日週振り返りと9月23日週見通し
先週記事は21日(土)に無料公開しています。
今週はFOMCで50bpの利下げ、日銀金融政策決定会合BOJでは政策金利据え置きとなりました。アメリカは今後継続的な利下げを計画している一方で、日本は今後利上げをする可能性があると、日米で金融政策の方向性の違いを改めて確認することが出来ました。
FRBによる利下げによって株式相場は上昇・安定しており、今後継続的な利下げの期待もありますが、米金利は少
日銀は政策金利を0.25%に据え置き。そもそも利上げ観測はなかったので、相場への影響はほぼないでしょう。動くとしたら植田さんの会見ですが、せっかく米国株調子いいし、ドル安で円安効果も薄れるから、タカ的な発言は控えた方がいいと思いますね。
昨日のCPIは数値的にはインパクトあるものではなかったですが、中身をみると、①インフレ低下は原油に依存②サービス等は堅調.コアインフレやスーパーコアはプラスという結果でした。9月利下げ一回ほぼ確ですね。個人的にはインフレ高で金利高株安ならなくて安心しました。
【ドル高再開?9月は株が下げやすい?】2024年vol.34 8月26日週振り返りと9月2日週見通し
※途中から有料(¥200)となりますが、9月7日(土)には無料公開となります。途中でシナリオを追記する可能性はありますが、更新しないこともございます。
↓先週の記事です。
米国経済はやはり底堅いのか、景気後退を免れることはできるのか、米国株は暴落するのか、ドルは強いのか弱いのか、、
みなさんが気にしていることは大体同じではないでしょうか。
このような相場に対する注目度が高く、なにか1つを気
【無料】「政策調整の時期が来た」 2024年vol.33 8月19日週振り返りと8月16日週見通し
8月19日週のハイライトはジャクソンホール会議でのパウエル氏の発言でしょう。パウエル氏はいつも冒頭に伝えたい事を言いますが、今回は「政策調整の時期が来た」と9月利下げを示唆する言葉で始まりました。
コロナ禍と戦争によって止まらなくなったインフレを金利を上昇させることで対応してきたFRBですが、やっと利下げをできる時期になりました。その道のりは簡単ではなく、銀行破綻も経験し、地政学的リスクを抱えな
雇用統計の雇用者を年間100万人分下方修正するとのことですが、金利安織り込んでいるし影響は見通し不透明。ジャクソンホール会議の発言や9月雇用統計に注目される相場は変わらない。ただこの報道によって、もし9月も雇用統計悪ければ50bp利下げは現実的かと思いますね。
本日21時半は米CPI 。今の相場におけるインフレ指数の重要性、タイミングや昨日のPPIの乖離後の動き見ても、あまり重要視されていないと思う。インフレ指数が上振れしてなければ、金利高株高で推移するかな。相場薄いので為替は変なボラには注意が必要かな⚠️