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自分が中二病に回帰/罹患してないかチェックするためのノーティング(noting)

日経が新聞じゃ使っちゃいけねーらしき漢字一覧を挙げていて、これって「無駄に漢字を使いたがる病」つまり中二病に自分が足を踏み入れてやしないか、というチェッカーとして使えるんじゃないかと思った。ヘッダ画像は日経から直でお借りしている。彼らの著作権を侵害したり、奪って勝手に主張するものではない。


見渡すと、こうまで新聞じゃ使っちゃいけねえ漢字があるなんてしちめんどくせえと思うけどそれはぼくらには関係ないので、ぜひ中二病の指標として利用させていただきましょう。

※平気で下品な表現をぼくが使うのでご注意下さい。

リストで中二病をチェックしよう!

【当該単語】→【修正後】:【実用するかどうか】→【所感】

一行目

・悪しき→あしき:平仮名だと子供っぽくないか?と思ってしまう。「おしき」とか読むのを防ぎたいのだろうか……

・活かす→生かす:スピッツにさわって・変わってという歌があるのだが、この歌では「きみの笑顔が確実に俺を生かす」みたいなことが歌われてまして……この場合の生かすは生かすなんだけど、「そいつの技能、特性を目立たせてやる」みたいな場合で活かすを使ってやりたい場合もガン無視なのはちょっと心に来る

・何れも→いずれも:変換で自動的に(これは上下以下全般に言えますが)いずれに変換できてしまう時は面倒なのでそのまま なにれもと読めてしまうのであれば確かにそれは由々しき事態な気もする……

・未だ→いまだ:これも全体的に言えるんだけど、平仮名と漢字とどっちが良いか悪いかがそん時の気分でなんだか知らないが勝手に変わってしまうので(そう考えると物語の三人称視点の取り扱う漢字とは変わってはいけないのだろうか?話をすすめるにつれて、語り部の性格に変化が訪れてはいけないのだろうか?別に推理だのそういうんじゃなければどうでもいい気はするんだが)中二病とかなんとか言ってられない単語第一位って感じ

・埋まる→うずまる:うまる にも見える

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二行目

・失せる→うせる:失せろ、とか言うのは中二病だろうか。消え失せてしまった、とか

・上手い→うまい:美味い 上手い 旨い は使い分けないと読者の不自由を喚起してしまう気がするのだが……

・嬉しい→うれしい:これも実は割と気分で使い分けるので自分で意外でした

・美味しい→おいしい:同上

・お爺さん→おじいさん:ガチ目に気分

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三行目

・墜ちる・墜ちる→落ちる:堕落するとか敵の手篭めに遭って性器をいじられて秘密を喋ってしまう時には使わないといけない気がするのだが……これ自体が中二病なのだろうか?

・お婆さん→おばあさん:ガチ目に気分

・想う→思う:ある第三者に対し、特別な感情を持ってその安否を憂う場合に想うと言わないとことが伝わらない気がするのだがこれは中二病だろうか

・還る→帰る・返る:円環の理的な意味合いにおいて帰る、返るでは伝わらない気がするのだが……あと土に帰るとか同じだけど

・哀しい→悲しい:これはガチ目にわからないですね……前者は演歌っぽい

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Ⅳ行目


・鞄→かばん:パークの機器なのだ

・可愛い→かわいい:ガチ目に気分 とか言っているぼくが中二病な気がしてくる のでこの企画は失敗であっただろうか

・可哀想→かわいそう:前者はなにか本当にかわいそうと思っていないような当て字に見えるのだ

・樹→木:樹がありました、とか言われてもはっとしてしまうかも知れない。幽遊白書のサイコパスを思い出す人はそういない気がする

・降す→下す:前者は何で使うのだろうか。相手を特殊能力で浮かび上がらせて、パラシュートか何かで地面に降ろす行為をした時に「○○は相手を降した!」とか使うのだろうか

・怪我→けが:ぼくは片仮名を使うのが嫌いなのでどちらでもという感じがする

・恐い→怖い:前者になんの瑕疵もないが後者しか使わない気がする

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5行目


・捧げる→ささげる:捧げるという行為には得てして中二病さを感じないでもないのだが、平仮名だと様にならない気がする、という思いこそが中2なのだろうか?

・然し→しかし:さりとて、とか言いたくなったら中二病なのだろうか。しかるに、と言いたいときにも使わないのだろうか……と思ったがこれは新聞のための語群だということをすっかり忘れていた。じゃあ小説とかでも使わないの?

・繁る→茂る:後者は斎藤茂吉を想起させるのでぼくは使わないようにしている

・直ぐに→すぐに:小説だと前者を使いたがる気がする

・即ち→すなわち:同上……副詞が漢字で構成されている珍しい現象である

・称える→たたえる:別にこれぐらいええやんけと想うのだが 讃える 賛える 讚える 頌える 色々あるのだが

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6行目

・経つ・発つ→たつ:時間がたつことや出発することを使い分けたいけどそれは中2なのだろうか

・起つ→立つ:前者は何に使うだろうか。関係ないけど官能小説で勃起したことを顕す際はどうするのだろうか

・貯める→ためる:貯水とか貯金とか……と思ったらどちらも同じ漢字だった

・遂に→ついに:これも副詞に漢字が使われる珍しいパターンなような、そして気分で使い分ける。でもあまり前者は使わない気もする

・辛い→つらい:からいと間違うから平仮名を好む

・手強い→手ごわい:どっちでもいい……けど後者はガキっぽいな

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7行目


・留まる→とどまる:たまる とか とまる みたいに読めてしまうのがいかんのだろうか

・停める→止める:交通がその動作をやめるときにどう表現するか、と言おうとした時に、やめる と読めてしまうのがまずいのかと気づく

・失くす→なくす:持ち物を失うことを前者で言いたいのだが

・賑わう→にぎわう:へえ~だめなんだ、と

・則る→のっとる:平仮名にすると乗っ取りカードみたいに思われてしまわないだろうか?

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8行目

・裸足→はだし:幼い頃は「裸」という漢字を見るだけで勃起するような気がする

・陽→日:日溜まりの町、と言おうとして陽を使わない自分に気がつく でもそうなるとむしろ陽を使おうという気が湧いてきたのでこれから使う

・密かに→ひそかに:95点……と言いたくなってしまう気がする 平仮名だと

・拓く→開く:開拓する場合に前者が使えないのはもはやデメリット以外の何者でもない

・微笑む→ほほ笑む:ちょっと中二病な気がする。もちろんぼくは前者を使う。変換で一発で出るから

・亡びる→滅びる:前者をほろびると読むなんて意識できていなかった

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9行目


・敗ける→負ける:前者は競技、後者は敗北主義者です、みたいな意味がある気がするがおそらく考えすぎであろう

・優る→勝る:ぼくは何かとなにかを比べて優劣することほど馬鹿らしいことはないと思っているのでどうでもいい

・観る→見る:映画を見る時は前者なんだけどなと言おうとして……歌を聴く時に聞くを使う人全然いなくて驚くのと同じじゃない?

・空しい→むなしい:虚しい、は問答無用で使えないということだろうか?

・眼→目:中2な漢字がする

・止める→やめる:上にあったとめるとやめるの違いですね~~

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十行目


・歓ぶ→喜ぶ:前者は愉悦とか……恋のよろこびとか……?性の快楽とか?

・解る・判る→分かる:これはぼくが物心ついてといいますかこの漢字の多様性を知ったときから永遠のテーマともなっている。最初はGRAPEVINEに影響されて解るを使い、次第にどうでも良くなってきた。いい意味でです

・私達→私たち:たちを漢字にするのがあまり好きではない

結論

新聞の禁字では中二病は測れない

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