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他人の評価や期待では、頑張れないあなたへ

こんにちは!複業・起業ブランディングコーチの大薗史奈(おおぞのふみな)です。

私のことです。昔からそうなんです。人から「がんばれ!」と煽られても「昇格のにんじん」をぶら下げられても、ぜんぜん効果がありません。もしかしたら、周りの人たちは、応援しがいのない子だなあと思っていたかもしれません。

はい、サラリーマンとしては終わってます(笑)会社では、Yesを上手に重ねられる人ほど重宝され、出世していくからです。人間、そっぽ向いてるやつをカワイイとは思いませんからね^^ 

嘘でも「そうですよね!!」

そんな私にも、Yesを重ねるチャレンジをしていた時期があります。特に自分と異なる考え方をもつ相手に対してです。まず、顔は空笑顔で受け止める。そして相手の真意を自分にインストールし、その中でも共感できるところに「本当にそうですよね!!!」と気持ちも行動も重ねていく実験をしました。

するとビックリ!みるみるうちに、かわいがられるではないですか!!!相手の表情が変わり、言葉のテンポや話してくれる量も変わっていきました。徐々に本音もちらちら見えるようになり、人間らしさが現れる。そこにさらなる共感を重ねると、どんどん心を開いてもらえるという関係に。これまで、分かり合えないなーと思っていた人との関係性が一変したことを覚えています。

都合は良かったが、続けたくなかった

風当たりもなくなったところで、私が思ったのは、居心地はいいんだけど、なんか違うという感覚でした。都合がいいことは頭でわかっているのに、なんで続けたくないんだろう。。。また面倒なことが増えるじゃん…と思いました。

この”違う・嫌だ”の感覚を探求していくと、私のメンタルモデルが「ひとりぼっちモデル」(このリンクでいうと狼のリアン)だから、ということわかりました。心のどこかで、”人は人、私は私”と切り離して捉える人格です。だから目の前ににんじんをぶら下げられても、期待を持ちかけられても、それをして何かを得ようとするあなたの心が問題だ、と思ってしまうのです。ああかわいくない、生意気ですよね(笑)。こんな風に、私はコントロールしづらい人間なのです。

まあ、この言動の反対側には、実は、人と安心して繋がっていたいという気持ちが隠れているんですけどね。そのあたりは、ぜひ本を読んでみてください。

メンタルモデルとは?(以下抜粋)
誰もが無自覚に持っている「自分は/世界はこういうものだ」という人生全般の行動の起点になっている信念・思い込みです。私たちは幼いころに「この世界にあるはずだ」と思っている大切なものが、期待していた形では「ここには”ない”」 という何らかの欠損の"痛み" を体験します。その際に、「自分が/世界は ◯◯なんだ、(だから仕方ない)」と思考を使って理由づけし、この痛みの感覚を切り離そうとする、という働きが無意識で起こるようです。この時に形成される「自分は◯◯だ(だからこの痛みが起きたんだ)」という自分やこの世界に対する"判決" のような完全無自覚な信念・思い込みをメンタルモデルと呼びます。

この性質は4つのメンタルモデルのうちの1つであり、決して稀な存在ではないんです。きっとあなたの職場にも、私のようなタイプの人はたくさん存在しているはずです。

でも、会社は、他人の評価で給料が決まる仕組みなので、その期待に応えないと一向に報われません。なので、多くの人が会社のルールに自分を合わせて、一生懸命努力しているのだと思います。

価値なし(克服)モデル以外は、それが普通なのかも

一方、社会や上司、親、職場などから評価されることで、エネルギーが増しましになる”価値なしモデル”がいます。「あなたは価値がある」と他人から言ってもらうことで、自分ではそう思えていない痛みを補うのです。

このモデルの人は、会社のような組織で特に光り輝ける人です。なぜなら、成果を出して欲しい会社と、会社から評価されたい自分、互いのニーズがマッチしているからです。まさに相思相愛の状態ですよね。だから、人から言われたことを、素直にぐんぐんやり抜くことができるのです。特に、権限の大きい人からの指示は、普段以上に頑張ろうとします。

本当は違うモデルなのに、一見"価値なしモデル"に見えるケース

他のメンタルモデルだけれど、その痛みを補うために、価値のある自分であろうとする場合もよく見かけます。この場合は、パッと見、価値なしモデルに見えます。

私の場合でいうと、ひとりぼっちモデルなので「所詮、人間は一人だ。」という痛みを持っています。そんな孤独の痛みを埋めるために、価値ある存在になって”人が集まる自分”であろうとします。そのとき、私が価値ある存在になってるか?には、さほど興味なく”人と繋がれる自分”であるか?というところに大きな喜びがあります。そのための手段が、たまたま自分の価値を高めるということだったのです。

他人から評価されなくても、あなたの価値は変わらない

この本を読んでいると、基本的に、価値なしモデル以外の人は、他人の評価で頑張れなくても、不思議じゃないなと思います。なぜなら”価値がない"ということに、そこまでの心の痛みはないからです。

だけど、いわゆる出世する人たちは、圧倒的に価値なしモデルが多い。で、私たちのことも、自分と同じだと思って接するから、空振りになるんです。

気づいて!出世する人や、これからしたい人たち。あなたがぶら下げているものは、私たちにとっては全然魅力的でないのです。だから、思い通りには、動かないのです。

でも別のスイッチ、ちゃんとあるから!!😁

と昔の私が言いたかったことを叫びつつ。

改めて、心から伝えたいことがあります。

他のモデルだけれど、価値をつけることで
痛みを補おうとするあなたへ

価値なしモデルのあなたへ

「あなたが、世間、会社、上司、同僚、親… から何と言われようが、あなたの価値は、変わらない!!!だから大丈夫!!!そのままでいて。」

そう思えないから苦しんでいるって知っているけれど、これを自分の中で真実にするしか、方法はないんです。

いいじゃないですか。

人からの期待に応えられなかったとして、約束が守れない自分でも、能力不足でも、意志が弱くても、自分の心に背いていないのなら、それで良いんですよ。

もちろん、会社はそんな風にはみてくれないですよ!でも、あなたがあなたを生きることを選ぶなら、結果を受け入れられるのならば、それで良いのです。というか、それが良い!

あっ、開き直ったらいいよと言っているわけではありません。

代わりに、1つだけお願いしたいことがあります。

自分で決めたことは、やる自分であれ

人から言われたことをできなくてもいい、でも、自分で決めたことは最後までやりましょうよ、ということです。それが、仕事なら思いっきりやったらいい。成果を出したいと決めたなら、そのことに没頭したらいい。それが本当の自分を積み上げるということだし、自分を信じることにも繋がります。

そもそも、人の本質は、ここにあると思うのです。人って本当は、「自分が決めたことだけをやりたい」はずです。

子供の頃を思い出してみて。お母さんに怒られると知っていても、やってみたかった”いたずら”ありましたよね。気を引くためとかではない、好奇心とか、純粋な気持ちから生まれた言動です。人は、自分がやりたい!と思って決めたことならできる才能を持っています。

だから、やりましょうよ。
自分が決めたことだけは自分のために。
その約束は、守ってあげてほしいです。

(私も修行中です。一緒にがんばりましょ!)


まとめ

・他人の期待や評価で踏ん張りが効かなくて当然のタイプが存在する

・どこの誰が何と言おうが、あなたの価値は変わらない

・無理して従おうとせず、結果をそのまま受け入れたらいい

・だけど、自分との約束は守ってほしい

・それが、あなたという人間そのもの。自分を信じる生き方というもの。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^


願う人が、叶える人に。
スター・ブランディング 大薗史奈(おおぞのふみな)


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