#詩
1人百人一首〜藤の傘〜
雨の日は交差点が滲んでていつもよりかは決められなくなる
雨濡らす丸い額と藤の傘今日はビールの気分じゃない
1人百人一首〜憧憬〜
越えられぬ壁ならすり抜け遠回りなんでもいいけどなんにもできない
半袖のあなたに会ってみたいのよ聞きたい触れたい脱がせたい
家飲みは奴ケチャップが1番だそんなお酒をあなたと飲みたい
恋心隠して熟れる繊細な実であるけれど摘んだら終わり
もう少し黙っていればその心我と少しは近づいたのか
忘れない夜中に歩いたこの道をもうないふたりの小さな思い出
他愛もない仕草も癖も横顔も永遠にきらめく北斗七星