見出し画像

だいたい勇気


2024年3月12日(火)朝の6:00になりました。

おお主よ、我に力と勇気を与えたまえ。

どうも、高倉大希です。




ざんぎり頭を叩いてみれば、文明開化の音がする。

明治のはじめに、一世を風靡した歌の一節です。


かつては、立派なチョンマゲを結うことがよしとされていました。

それが今となっては、ジョークグッズのひとつです。


よいという価値観は、時代と共に変わります。

今どれだけよいと思っていても、数年後には笑われているかもしれません。


短期的なスパンで自分や他人を評価しない方がいいということです。今、人生がうまくいっていない人も、あまり落ち込まないほうがいいでしょう。(中略)逆に、順風満帆な人もあまり調子に乗らないほうがいいと思います。あなたが今、信じているその価値観も、50年後、100年後の人から見たら、本当にどうでもいいことかもしれません。

深井龍之介(2022)「歴史思考」ダイヤモンド社


わたしたちは、よいと信じて進んでみるしかありません。

よいものを選ぶのではなく、よいはずだと信じるわけです。


必要なのは、勇気です。

決めて進む、勇気です。


ただし、盲信してはなりません。

どうせ変わるという前提のもと、勇気をもって進むのです。


あとで結果を見た時、自分の判断が当たっているかどうかがわかることが重要で、とにかくそういうことを繰り返す。なぜそう思ったかということについては、あとで考えればいい。とりあえず中途半端なポジションではなく、極端なポジションを取り、それをできるだけ口に出すようにしているんです。

石川善樹(2019)「問い続ける力」筑摩書房


当たり前のように毎朝書いていますが、ここにも勇気は必要です。

自分が書いた文章を公開するには、恥ずかしさを伴うからです。


実名で書くかどうかも、じつは結構迷っていました。

匿名で書いていた方が、恥ずかしくないからです。


べつに誰もそんなこと、気にしてなんかいやしません。

わかってはいるけれど、やはり勇気が必要です。


生きることは、ある意味で何かをさらけ出しているわけで、恥ずかしいことでしょう。生きることじたい、恥さらしみたいなもんです。でも、それを恥ずかしいと決めつけてしまったら、窒息しちゃいますよね。絵を描くことも、「さらけ出しながら生きていく」というのと同じこと。それでいいんじゃないかな。

横尾忠則(2021)「YOKOO LIFE」ほぼ日


だから、書いている時点ですばらしいなと思います。

自分が書いているからこそ、そこにある小さな勇気が見えてきます。


そうさ、100%勇気。

もう、がんばるしかないさ。


だいたい、勇気です。

100%だと、言い切る勇気はありません。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。