丘山亜未

「5歳までの魔法のおしごと」「子どもの心を強くする10のタイミング」(青春出版社)

丘山亜未

「5歳までの魔法のおしごと」「子どもの心を強くする10のタイミング」(青春出版社)

記事一覧

子どもとかかわるうえで最も大切なこと

昨日先生たちと話しているときに、子どもと接するうえで重要なことは「観察すること」だ、という力説している自分にハッとした。 もちろん、モンテッソーリ教育は観察から…

丘山亜未
7日前

止まらない読書

夏休みが終わって1週間が過ぎるのに…私はすっかり発信を止めてしまっている。公式LINEも、ラジオトークも、このnoteも、インスタグラムも。 時間がとまったかのように、…

丘山亜未
12日前
19

お姉ちゃんの国際交流の話②

ラボには「国際交流プログラム」というものがありす。 中学生や高校生がたった一人で北米、ニュージーランド、中国、韓国などに行くプログラムです。ホームスティ、留学、…

丘山亜未
1か月前
8

お姉ちゃんの国際交流の話①

お姉ちゃんの1ヶ月ホームステイに関してSNSで呟いていたところ、たくさん質問をいただいたので、こちらでシェアしますね。 この記事の目的は「これがおすすめだよ!」とい…

丘山亜未
1か月前
5

親にできることなんて

今年の夏、長女が1ヶ月間渡米します。 行ったことのない場所、会ったこともない人、ほとんど話せない言葉・・・そんな世界にたった一人で行きます。 このプログラムに参加…

丘山亜未
3か月前
9

ある日突然なくなることもある

「ある」ものをみましょう という言葉がありますね。 自分にないもの、今ないものばかりに心奪われて「ないから幸せになれない」なんて言っている人生は、寂しいものです…

丘山亜未
3か月前
16

「選択肢を増やす」ということば。それって本当?

英語・体操・ピアノ・水泳・書道・お料理・知育・ダンス・お勉強(受験) 子どもに何かをやらせるとき、大人は「選択肢をふやす」という言葉を使います。今やっておけば将…

丘山亜未
3か月前
10

あなたが五感を使ってみて

私たちは五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を通して、外の世界の情報収集をしています。 生まれたばかりの赤ちゃんの目は、まだはっきりとは見えていません。わずか数…

丘山亜未
4か月前
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子どもとかかわるうえで最も大切なこと

子どもとかかわるうえで最も大切なこと

昨日先生たちと話しているときに、子どもと接するうえで重要なことは「観察すること」だ、という力説している自分にハッとした。

もちろん、モンテッソーリ教育は観察からスタートするわけだし、観察の重要性はたくさん語られているわけだし。普段から意識的に観察をしている自覚はあるのだけれど、でもその時自分が話していた「観察」は教科書的な言葉や理論じゃなくて、もっともっと本能的で、感覚的で…

あぁ、私はこうや

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止まらない読書

止まらない読書

夏休みが終わって1週間が過ぎるのに…私はすっかり発信を止めてしまっている。公式LINEも、ラジオトークも、このnoteも、インスタグラムも。
時間がとまったかのように、何も手につかない日々…

そうは言っても、毎日5時に起きてお弁当も作っているし、お掃除もお買い物もお料理もしているし、相変わらず教室で子どもたちとおしごともしている。お教室の実験や制作を考えたり、お便りをつくったり、後期に向けてのあ

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お姉ちゃんの国際交流の話②

お姉ちゃんの国際交流の話②

ラボには「国際交流プログラム」というものがありす。
中学生や高校生がたった一人で北米、ニュージーランド、中国、韓国などに行くプログラムです。ホームスティ、留学、キャンプなど、目的もいろいろ。今回娘は北米のホームステイに参加しました。

このプログラムに参加したいと言い出したのは、入会してまもなくの頃。ちょうどその年に参加したお姉ちゃんからアルバムを見せてもらったり、これまで参加してきた大学生や高校

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お姉ちゃんの国際交流の話①

お姉ちゃんの国際交流の話①

お姉ちゃんの1ヶ月ホームステイに関してSNSで呟いていたところ、たくさん質問をいただいたので、こちらでシェアしますね。
この記事の目的は「これがおすすめだよ!」ということではなく、「うちはこうでしたよ」ものですので!

お姉ちゃんの英語の習い事を検討したのは、小学校4年生のときでした。なぜそのタイミングなのかは覚えていないのですが、お姉ちゃんもちょうど興味を持ち始めたし、私も英語に触れることはいい

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親にできることなんて

親にできることなんて

今年の夏、長女が1ヶ月間渡米します。
行ったことのない場所、会ったこともない人、ほとんど話せない言葉・・・そんな世界にたった一人で行きます。

このプログラムに参加したいと言い出したのは、小学校4年生のとき。
中学二年生になったら行くと言っていたものの、ずいぶん先のことだし、慎重派な娘のこと。時期が近づけば「やっぱり行かない」って言うだろうと思い込んでいました。

そんな私の予想に反して、とうとう

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ある日突然なくなることもある

ある日突然なくなることもある

「ある」ものをみましょう

という言葉がありますね。
自分にないもの、今ないものばかりに心奪われて「ないから幸せになれない」なんて言っている人生は、寂しいものです。だから「ある」をみましょう、ということね。

そんな話をしている時に「自分に(ある)ものがわからない」と言う人がいます。そしたらね、こんな風に考えてみて欲しいんです。

今日過ごした1日のなかで「なくなっては困るものはなに?」って。

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「選択肢を増やす」ということば。それって本当?

「選択肢を増やす」ということば。それって本当?

英語・体操・ピアノ・水泳・書道・お料理・知育・ダンス・お勉強(受験)

子どもに何かをやらせるとき、大人は「選択肢をふやす」という言葉を使います。今やっておけば将来の選択肢を増やすから、ということですよね。

できないより、できた方がいい
何もやらないより、何かやっておいた方がいい
下手より、上手な方がいい

子どもの将来の幸せを想うがゆえ、のことでしょう。

・・・でも、本当にそうでしょうか。

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あなたが五感を使ってみて

あなたが五感を使ってみて

私たちは五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を通して、外の世界の情報収集をしています。
生まれたばかりの赤ちゃんの目は、まだはっきりとは見えていません。わずか数十センチ前のものしか見えません。それもモノクロのような状態でぼんやりと。いろんなものを見ているうちに、脳が刺激され、やがて物がはっきりと、歳を重ねるごとに色鮮やかに見ることができるようになります。

情報は、思考や感情のベースになります。

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