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親にできることなんて

今年の夏、長女が1ヶ月間渡米します。
行ったことのない場所、会ったこともない人、ほとんど話せない言葉・・・そんな世界にたった一人で行きます。

このプログラムに参加したいと言い出したのは、小学校4年生のとき。
中学二年生になったら行くと言っていたものの、ずいぶん先のことだし、慎重派な娘のこと。時期が近づけば「やっぱり行かない」って言うだろうと思い込んでいました。

そんな私の予想に反して、とうとう一度も「行かない」とは言わないまま、来月出発します。
今となっては、私の方が不安で、寂しいと思っているのかもしれません。


次女は4歳から始めたチアダンスを、3月で辞めました。
たくさん大会も出て、入賞経験や全国大会も経験し、長い時間と力を費やしてきたものを辞める、という決断は簡単なものではありませんでした。

私自身、親としてどこまで見守るか、意見するのか、とても迷った時期でもありましたが、娘は自分の意思で辞めることを決めて、新たな道へ進むことを選択しました。

週末、その新たな場所での初めての合宿がありました。
これまで数えきれないほど合宿は参加していますが、今回は大きな子たちに混じっての合宿ということもあり、やはり私は心配で(笑)
帰ってくるまでヤキモキしていましたが、帰ってきた娘は全力で楽しんだことを話してくれました。


中学生と小学生になった娘たちは、それぞれ自分の世界で自分のやりたいことに力を注いでいる日々です。

私(親)のいない世界。
そこで仲間をつくって、笑ったり、泣いたり、衝突したり、葛藤したり、喜んだり、悔しかったり、励まされたり、挫折したり、挑戦したり・・・いろんな経験をしながら大きく成長していることを感じます。


そこで私が(親が)できることは
娘たちの大好きなご飯をつくること。
話を聞いてあげること。
いつも味方になって、応援してあげること。
困った時は、一緒に考えてあげること。
そして、信じて、見守ること。

本当は、小さな頃もそうだったんだよね。と、今になって改めて思います。


ちいさいうちは、ちゃんと躾なきゃ!私の言動で子どもが◯◯になったらどうしよう、これでいいのかな?って、焦ったり、不安になったり、もっと良い方法があるような気がしてモヤモヤしてしまうけれど、

そんなに焦ったり、不安になったり、色々探さなくてもよくて

ただ愛情をいっぱい注いで、「子どもがやりたいと思っていることを応援して、見守ってあげる」それでよかったんだなぁ。

それだけで、よかったんだなぁ、と思いますね。

自分が育てたように育つと思って責任を感じなくても大丈夫。
親ができることなんて、そんなに多くはなくて。子どもは自分で学び、成長していく力がある(自己教育力)
いつも講座でも話しているけど、これ、本当なんですよね(笑)


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