見出し画像

【オール徳島~日本酒トリュフ~】

さかのぼる事、いまから7年前。




「おいしい地酒の大人スイーツがあればいいのに…」




「是非コラボしましょっ!!!」



そう熱量高く話す2人は、


創業1804年、徳島県でお酒を作り続ける、
本家松浦酒造のトップとイルローザの先代トップ。

スイーツに使用した地酒は…


徳島県産お酒専用のお米を100%使用し、「LED夢酵母」で醸造した、まさにオール徳島造りの純米吟醸



〈LED夢酵母とは〉
紫外線を出す特別なLEDを使用し、2000回以上の実験を繰り返し、品種改良した清酒酵母の中から、


香りや発酵力の強さをもったものを選定し、2016年LED夢酵母と名付けられました。


詳しくはこちら↓↓






え?LEDとお酒??










徳島には、あの日亜化学工業さんがあるので、
LED関連企業が多いんです。





これほど徳島らしいお酒はない!!




”徳島の日本酒をチョコにする”

過去、ケーキや焼き菓子に様々なアルコール類を使用したことはあっても、日本酒をチョコに使うのは、当社として初の試みでした。


ありがたいことに、今では、毎年徳島のメディアに取り上げていただけるほど、「鳴門鯛の銘酒トリュフ」は、徳島県のバレンタインチョコの定番のお菓子になりましたが、


このお菓子ができるまで、職人が酔っ払ってつぶれるほど何度も試飲して、開発をきっかけに、


ついには仕事以外でも愛飲するほどになったという、そんなサイドストーリーもある鳴門鯛の銘酒トリュフをご紹介します。





〜工房でひたすら職人がお酒を飲んでいる!?~




この奇妙な光景は、松浦酒造とコラボスイーツを作るため、最適な日本酒を選出するためです。


当初、数ある日本酒の中から、
ベストな1本を選ぶ予定でしたが…





どうしても、2本気に入ってしまいました。





しかも、その2本は、それぞれ全く違った個性で、絶妙にブレンドして使用する事になりました。



そのお酒が…




1鳴門鯛 純米吟醸(LED夢酵母)


2鳴門鯛 純米吟醸原酒 大古酒 月読酒(つくよみざけ)





1は甘口、2は辛口。


1は、フルーティなヨーグルトのような酸味とほのかにりんごのような甘い香り。


2は、30年熟成された濃厚な香りと重量感ある酸味。



       

     1日本酒初心者
        ✕
     2 お酒マニア





これをブレンドしたトリュフが
開発者のイメージにバチッとハマりました。



”お酒の香り” 
を楽しむトリュフ





このコンセプトで開発に取り掛かりました。



時はさかのぼり、昭和の時代、大人のバレンタインと言えば、ウイスキーが入ったチョコ「ウイスキー・ボンボン」が定番でしたが、



ウイスキー・ボンボンのように、チョコの中に液体でドロッとお酒が入っているのとは違い、



トリュフは、ガナッシュ(チョコ)の中にお酒を混ぜ合わせるので、お酒とチョコのバランスを取るのが難しいんです。


その証拠に、自信満々に、
試作を作った開発者も

1度目は、このトリュフに大敗しました。



試作を口にすると、イメージと全く違い、お酒の香りがまったくせず、ただのチョコの味しかしないものになっていたのです。



これには、納得がいかず、
「1度目の試作は、誰にも渡せなかったよ」


誰にも配ることなく、無言で
また2度目の開発に取り掛かりました。



お酒の香りが消えた理由に、カカオ分が高いスイートチョコを使用したことが原因だと見抜きました。


そこで、トリュフ全体の3分の1をミルクチョコに変更すると、

お酒の持ち味が出てきました。


「ミルクチョコは、チョコの香りを緩和してくれるんだ!」


補足すると、ミルクチョコは、スイートチョコに比べカカオ分が少ないそうで・・・・



職人にしか分からない難しいことを言っていました(笑)



その結果、次の試食でイメージ通りのものが出来上がります。







お酒を普段飲まない人でも、
鳴門鯛の日本酒が大好きな人でも、


チョコを食べながら、日本酒の香りが楽しめるトリュフが誕生しました。


一度口に入れてみてください。


優しいミルクの風味とカカオの香りで、
非常に口溶けが良い、ガナッシュ。
チョコと一緒に、たしかに口に広がる日本酒の香り。

どちらも決して主張が激しいわけではありませんが、その一粒には、上品な香りとコクがあります。


お酒入りトリュフの中では、飛びきり食べやすいです。


さらに、昨年と違い、今年の鳴門鯛銘酒トリュフは、一味違います!



①の原料「鳴門鯛 純米吟醸」が新たにリニューアルされ、フルーティでより一層飲みやすいものに生まれ変わりました。




そのため、このトリュフもお酒の香り・コクを感じながら、それでいてスッキリして、さらにおいしくなりました。


その変化に合わせて、箱のパッケージもリニューアルしたので、合わせてお楽しみください。





「鳴門鯛銘酒トリュフのお酒の特徴を教えてくださーい!」と職人に訪ねると、


どんなご飯と合わせて飲む?とおいしいだとか、食事の後にゆっくり飲むのがいいなど



トリュフより、明らかにプライベートな場面で愛飲するお酒の解説が膨大でした(笑)


そんな、開発がきっかけで、職人が溺愛するほどの徳島の地酒で作る鳴門鯛銘酒トリュフ。


トリュフを味わってみると、お酒の味もついつい気になります。



まさにオール徳島で作られた日本酒ショコラをお楽しみいただき、1本、また1本と徳島で200年の歴史を誇る銘酒の世界にどっぷりつかってみてください。

①鳴門鯛LED



②鳴門鯛純米吟醸酒大古酒


③鳴門鯛トリュフ
 通販はこちら↓↓↓ 2個入・4個入



PS



今回コラボさせていただいた、松浦酒造さんの皆さんに、鳴門鯛の銘酒トリュフの感想を聞いてみました。


「おいしぃ~!思わず笑顔になるお味」

「上質なダークとミルクチョコの口溶けと滑らかな舌触り!さらに、日本酒とガナッシュに含まれる日本酒の味わいがふわぁ~っと抜けていく時には、お口の中が幸せいっぱい!」

「ずーーーっと、口の中から無くならないで欲しい!と思うくらい幸せなチョコです♪」




感想とても嬉しいです。ありがとうございましたっ!!
 


この記事が参加している募集

至福のスイーツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?