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人脈について考える

人脈については人によって捉え方が違うと思いますし、いくつかの考え方があると思います。いいイメージに捉える人もあれば、悪いイメージで捉える人もいます。
ただ「人脈」という言葉は必要だからあるわけなので、その本当の意味は考える価値はあると思うのですね。

世の中の人が考えているであろう人脈の捉え方で僕が想像できるものは、

  1. 困った時に頼りになる人たち

  2. この指に止まってくれる人たち

  3. ビジネスの話もできる友達

  4. お互いに協力できる知り合い

きちんとした論理はありませんが、こんなところでしょうか。
単なる友達や知り合いは人脈とは言わないですね。また、顧客や顧客になり得る人は、ここでは人脈に入れませんでした。

どちらか、または双方に仕事などの目的があって、その時に協力してくれたり、自分を頼ってくれたりするような人のつながりを指すのだろうと思います。

出会う場は人脈の第一歩

人脈というのは何もしないで出来るものではないので、まずは「出会う」ことが必要なのです。

1. 異業種交流会

よく言われる「異業種交流会」などもその一つだと思います。異業種交流会というのは、みんなの目的が大体同じなので、話がしやすいのですね。だからたとえ下心が見え見えでも(笑)お互いの利益が一致すれば立派な人脈形成に繋がるのですね。

ただ、異業種交流会は、向き不向きがあるのです。
起業家や、不特定多数にアピールできる能力や商材を持っている人などにはメリットがあると思いますが、クリエイターなどにはあまりメリットは無いような気がします。デザイナーはどこでも役に立つので良いかもしれないけど。

僕も異業種交流会に何度か出かけたことがありますが、直接的に仕事に繋がる関係は出来ませんでした。でも、保険屋さんは多いので、生命保険のぴったりのものに入ることができたし、その保険で病気の時に助かりました。とても誠実な担当者だったんですよね。入って良かったと思っています。
傍目に見たら「カモにされてる」と思うかもしれませんが、当人にとっては必要なこともあるのです。

2. SNS

SNSは知り合いを作れる最もナウい(笑)スタンダードな方法ですね。
SNSで何を発信するか、どんな情報を集めるのかによって、知り合いの出来方も変わってきますが、少なくとも自分のビジネスや興味対象の周辺にいる人たちと繋がっていくことは間違いありません。

それは何かの時にもきっと役に立つと思います。
役に立つことだけが知り合う目的でも無いですが、もしSNSで役に立つ知り合い(つまり人脈)を見つけられないとしたら、一体このご時世、どこで人脈を作るんでしょうかね。

3. 仕事(実務)の周辺

クリエイターが人と知り合うのは、SNS以外には仕事の周辺というのが多いかもしれませんね。
職業に関連する団体に入っている人は、そこでのつながりも出来ると思います。クリエイターの知り合いは同業者がおそらく一番多くて、協業(コラボレーション)するのには都合の良い人脈が形成できると思います。

クリエイターは、直接顧客に出会う機会が比較的少ないのですよね。
誰かお客さんを連れてきてくれる人(ディレクターなど)と繋がることで、実際の仕事に繋がっていく場合が多いのではないかと思います。

4. 旧友とその周辺

古くからの友人、あるいは長く付き合いのある友人というのは、いざという時に頼りになることもあると思います。
特に仕事の話をよくする間柄だと、お互いの会話の中で自然に仕事のアイデアが出てきたりするので、たまには会ってお茶でも飲みながら話をすることは、とてもポジティブな体験ですし、良いことだと思います。

人脈に悪いイメージはない

僕自身は、全ては出会いから始まると思っているので、人脈や、人脈づくりには悪いイメージはありません。どんな動機があったとしても。
悪いことがあるとしたらそれは動機であって、人脈づくりのせいではないと思います。

ただ、今まで、何かの目的と絡めて考えたことがほとんどないので、意外と頼れる人が居なかったりするのです。もうちょっとハッピーな気持ちで、お互いにハッピーになれることを考えて、人と接してくれば良かったなあと、今になって後悔はしています。
もう遅いかもしれないけど、これから少しはそういうビジネスライクなことも考えて、人と接して行けたら良いなあと思っているところです。

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