やっぱり自分のベッドがいい。 猫達とスペースを奪い合いながら。 長い間お付き合いしてきた臓器とお別れをしてきた。いっぱい働いてくれてありがとう😊 日常から離れた…
母が見えなくなって1年が経った。 亡くなった、も居なくなった、も相応しくない気がしている。 姿が、見えなくなった。 でも全くあなたが居ない気がしない。 写真の中のあ…
人は見えない何かで引かれあい、惹かれあう。 さっきまで話に出ていた人が数分後に現れたり 思いもよらない人から連絡があったりする。 これは偶然ではなくて、意識下で繋…
ずっと灰色だった。 くすんだ色彩しか私の中にはなくて、みんなが人生の中で着こなしているヴィヴィッドカラーは、トカゲの背中にしかなかった。 逢えたから、世界が色を…
以前は見知らぬ他人に話しかけることは「はしたない」ことだと思った。 例えばそれが社会秩序を乱す行いであろうが、話しかけるとお節介と思われ注意すると余計なお世話に…
あの頃とは全く違う景色の中に、変わらない建物や変わらないひとがいる ことを知っただけで、温かい気持ちになる。 毎日歩いた道を、今でも頭の中で描きながら歩けるのに …
大丈夫ですか?と声をかけられた人の答えは「大丈夫です」一択だ。 地下鉄の階段で前を歩いていた人が突然転ぶ。 「大丈夫ですか」反射的に言葉が出る。 訊いてしまった瞬…
なにかがあったわけじゃない。 不意に、本当に不意に涙がこぼれることがある。 10年前、突然震えてものが持てなくなることがあった。 吐きそうなもやもやが背中から襲い掛…
これも2か月も前に下書き保存していた記事。 もしも人生が一冊の本だったら ふと気づいたときにアンダーラインを引いたり栞を挟む 私にとって自分の身体を考える、という…
4月に書いていたnote これも一瞬公開して下書きに戻したもの。 この時の自分がとても幸せだったことに気づく。 母は確かにそこにいてくれた。 母は、ある日突然意識を失い…
初回の投稿を下書き保存している間に、 母だけ向こう側へ行ってしまった こんなにあなたが大好きなのに 姿を見ることができないのがとても寂しい 居ない、わけじゃない …
神様との契約は、私が小学生の時だった。 夜眠る前にいつも、誰に宛てて、でもなくお願いをしていた。 多分、子ども心にそれは神様だったり、仏様だったり、ご先祖様だっ…
あゆみ
2023年8月20日 19:14
やっぱり自分のベッドがいい。猫達とスペースを奪い合いながら。長い間お付き合いしてきた臓器とお別れをしてきた。いっぱい働いてくれてありがとう😊日常から離れた異空間であたりまえがあたりまえではないことへの感謝が溢れる。失くす前には気づけないよね、どんなに大切かも、どんなにこの瞬間が奇跡に近いかも。上手には生きられないけど意識しながら、大切にしたい。二度とは同じ瞬間なんてない。
2022年10月21日 00:48
母が見えなくなって1年が経った。亡くなった、も居なくなった、も相応しくない気がしている。姿が、見えなくなった。でも全くあなたが居ない気がしない。写真の中のあなたはいつも通りの優しい、優しい笑顔。それでも、二度とはその姿を見ることができない現実を日々突きつけられる。昔、誰かが言ってた生きていればいつかは逢えるなんとなくその言葉の意味が分かる。もう、逢えないんだ。もう、その
2022年10月17日 02:14
人は見えない何かで引かれあい、惹かれあう。さっきまで話に出ていた人が数分後に現れたり思いもよらない人から連絡があったりする。これは偶然ではなくて、意識下で繋がっていることを再認識させられる。ひと言で表現するなら「縁」(えにし)ちょっと近づけるなら「テレパシー」少し離れるなら「偶然」だけど実際は「必然」きっと大きな仕組みなのかに組み込まれてるわたしたち。知らないまま生きていくん
2022年8月22日 22:50
ずっと灰色だった。くすんだ色彩しか私の中にはなくて、みんなが人生の中で着こなしているヴィヴィッドカラーは、トカゲの背中にしかなかった。逢えたから、世界が色を変えたのかな。それとも、最初からこんな色の世界を見る目を持っていなかったのかな。私を求めているひとがいる。それだけでここにいる意味があるような気がしてる。ありがとう。
2022年2月19日 11:28
以前は見知らぬ他人に話しかけることは「はしたない」ことだと思った。例えばそれが社会秩序を乱す行いであろうが、話しかけるとお節介と思われ注意すると余計なお世話になったり、相手が逆上するのが怖くて行動を起こした後で「余計なことをした」と思うのが何より辛い。でも、日常で他人にどう思われようが、言った方が後悔がないこともある。小さな子どもの手も引かず、車道側を歩かせたうえ、スマホから目を離さな
2021年12月9日 22:44
あの頃とは全く違う景色の中に、変わらない建物や変わらないひとがいることを知っただけで、温かい気持ちになる。毎日歩いた道を、今でも頭の中で描きながら歩けるのに物理的に遠い遠い町になってしまった。もとまちユニオンで買ったChilliBeansやMacaroni and Cheese、SpaghettiOsの重い缶詰を抱えて、ポンパドールで14時に焼きあがったバゲットをちぎりながら 家路を
2021年11月29日 22:58
大丈夫ですか?と声をかけられた人の答えは「大丈夫です」一択だ。地下鉄の階段で前を歩いていた人が突然転ぶ。「大丈夫ですか」反射的に言葉が出る。訊いてしまった瞬間から後悔が背中を走る。「あ、大丈夫です、すみません。」彼女はかなり痛そうな足を引き摺りながら後ろの人たちに迷惑をかけないように端に寄っていく。「昨日から頭が痛いんよ」「大丈夫?病院は?」「そのうち治るわ、大丈夫、大丈夫」
2021年11月18日 16:54
なにかがあったわけじゃない。不意に、本当に不意に涙がこぼれることがある。10年前、突然震えてものが持てなくなることがあった。吐きそうなもやもやが背中から襲い掛かり、この現象に名前がついていないことが怖くてたまらなかった。病院を転々としてもわからない。神経の病気かも・・・内科・外科・整形外科・耳鼻科・・・打つ手もなく、なんとなく逢うと癒されるおじいちゃん先生のいる医院に行ってみた
2021年11月6日 17:31
これも2か月も前に下書き保存していた記事。もしも人生が一冊の本だったらふと気づいたときにアンダーラインを引いたり栞を挟む私にとって自分の身体を考える、という文化自体が存在しなかった。数年ぶりの受診。その病院では初診。緊張をしていないといえば噓になる。名前を呼ばれて小さな診察室に入ると母の担当医が笑顔で座っていた。安心感に包まれる。この先生は、医者嫌いの私が数十年ぶりに絶対的な
2021年11月6日 17:28
4月に書いていたnoteこれも一瞬公開して下書きに戻したもの。この時の自分がとても幸せだったことに気づく。母は確かにそこにいてくれた。母は、ある日突然意識を失い、入院することとなった。テレビドラマでしか見たことのない状況で、丁寧に説明する先生の言葉はまるで異国の言葉のように、かみ砕いてもかみ砕いても入ってこない。その日、世界は灰色になった。全てが色を失った。「あたりまえ」の時
2021年11月4日 18:08
初回の投稿を下書き保存している間に、母だけ向こう側へ行ってしまったこんなにあなたが大好きなのに姿を見ることができないのがとても寂しい居ない、わけじゃない今、すぐに逢えないだけ逢えないが続いていくだけだけどちっとも納得できていなくてみんなは優しい「よくがんばりましたね。」と声をかけてくれる違う、一番頑張ったのはほかでもない母なのだたらればが嫌いな私が、もっともっとこう
2021年11月4日 17:04
神様との契約は、私が小学生の時だった。夜眠る前にいつも、誰に宛てて、でもなくお願いをしていた。多分、子ども心にそれは神様だったり、仏様だったり、ご先祖様だったり、お日様やお星さま、大宇宙や大自然、でも、相応しい言葉が見つからず、ただ、ただ祈っていた。「ずーっとずーっとお父さんとお母さんと一緒に居られますように」そして無理なお願いだとはわかっていても、親不孝だとわかっていても「死ぬ